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読み物とanondに関するLeighのブックマーク (13)

  • 女子高生と25歳無職童貞との顛末

    自分が25歳になった今、ふと思い出す男性のことを書いてみようと思う。 それは十年ほど前にさかのぼる。 まだダイヤルアップやISDNの絶頂期。 そのころ私は16歳で、中高一貫の女子高に通っていた。 私は、同じクラスの友人に誘われて、複数人でエヴァンゲリオンチャットに入り浸っていた。 そこは勿論、オタクの男性が大勢たむろしているチャットだった。 友人はそこで、まるでお姫様のような扱いを受けていた。 生来のぶりっこ気質もあったが、持っているピンク一色のサイトに、物凄く可愛くとれた自分の写真を掲載し、その一方、一緒に入り浸っている同級生の変に撮れた顔の写真を掲載することにより、彼女は唯一無二の存在として、そこに君臨することに成功していたのだった。 沢山の男性たちが、彼女の気を引こうと必死だった。 ひとたびチャットに彼女が現れると、男性たちはみなこぞって互いをけん制し合い、いかに自分のみが彼女を好き

    女子高生と25歳無職童貞との顛末
  • 出不精の彼氏

    デートは最初だけで段々私の家にくるようになり気付いたらセックスして読んで話してメシってグウタラするだけになった。最初はそれでも良かったけど、そのうち私が飽きてきた。外すらしたがらねえ。 その日も家にきた。しかも黙っていきなり家のドア開けてヤッホーとかいった。私はわきげを抜いていた。彼氏に、私、激怒。「何あんたその態度ここは自分の家だとでも思ってんのかああ図々しく連絡もしないで私んちに来て出て来たメシってい散らかしてセックスしてゲームして帰るわけかッ?金払え!!!!」「か、かねーっ!?」「タダメシ!タダフウゾク!タダゲーム!金!もう金に換算しろ!!!!!払え!電気代払え!家賃払え!ていうか死ね!!」「なあああ!?!?!」「とりあえず今日はこのお前が置いていった土鍋を、土鍋を持って帰れ。はしを持って帰れ。歯ブラシを持って帰れ。茶碗を。私が聞きやしねえポルノのCDを。かえれ。て言うか置

    出不精の彼氏
  • ばあちゃんと自転車

    俺、老人苦手。 「おばあちゃんこ」とか「おじいちゃんこ」とかってスゴイ。 老人慣れしてるヤツってスゴイ。 電車で席も譲れない。話しかけるの怖い。 年に一回くらい田舎に連れて行かれた時の祖父母との対応に常にいっぱいいっぱい。 敬語で喋っていいんだか、親に話すみたいに普通にしていいんだかわからなくて、困る。 胃が痛くなる。 親がいなくなると、話題ゼロ。 田舎帰るの嫌い。 で、中学に入ってからは、部活や何だとかいって、親の帰省に付き合わなくなる。 高校に入る頃には祖父母なんて、一番他人に近い知り合い程度の認識。 ところが、 去年、じいちゃんが死んだ。 葬式はさすがに帰省。 正直、神妙な面持ちをするのが精一杯。全然、涙でない。感情移入できない。 ばあちゃんにも、結局、何も声かけれず。一言も話さず。 それから一年。 親父がいきなり 「ばあちゃんを東京に呼ぼうと思うんだけど、いいか?」 発言。 いやい

    ばあちゃんと自転車
  • 上京した日のことを思い出した

    東京の大学へ進学するために地方から上京する日、両親が車で空港まで送ってくれた。 父が運転席、母が助手席、俺は後部座席。 道中、父が「子供が上京する事になったら送り出す時にこの歌を聴こうとずっと思ってたんだ」と 曲名は忘れたけど子供が上京する時に親が激励するみたいな昔の歌謡曲を掛け始めた。 そういうシチュエーションに憧れていたらしい。 しばらくしてその歌の聴いて感極まったのか、母がボロ泣きし始めたんだけど 父は「このくらいで泣くなんて情けない、一生会えなくなるわけでもないのになー」と 笑い半分に母をからかってた。 父はずっと前をみて顔を直視できなかったんだけどバックミラーから見えた父の顔は 涙をためて目が真っ赤になってた。 普段そっけない父の意外な一面をみてその時はただびっくりしたけど 飛行機の中で父の泣き顔を思い出して俺も泣いてしまった…。

    上京した日のことを思い出した
  • 犬の餓死

    ある芸術家が餓死寸前の犬を展示して「犬の餓死」という芸術を発表した。しかもこれはまだ最初の布石に過ぎず、私が表現しようとする芸術の準備段階だと宣言した。「犬の餓死」だけでも非人道的なのに、それが準備段階に過ぎないと宣言したことで、様々な人から非難が集中した。ネットでは芸術家のブログは炎上し、自宅には反対するグループが押し寄せ、それらをマスコミが取り上げ更に盛り上がり、収拾がつかない程に社会問題化した。 それを受けて芸術家は新たなコメントをした。次の展示に使う犬は保健所で処分される予定の犬を使用することにします。助けたい人がいらしたらどうぞご自由に。次の展示が行われる日、展示される美術館では初めて開館前に行列ができていた。鉢巻をして襷をかけたいかにも抗議団体ですという集団や、興味位で初めて美術館に訪れましたというような一般人、そしてそれらを面白可笑しく撮ろうする撮影人。100人以上の人が集

    犬の餓死
  • 時速3キロメートル 小説版

    俺は今、ベッドに寝転がりながら自分の手元にある機械を眺めていた。一見ただの黒くて薄っぺらい塊の、その機械はiPod touch。今日の帰り道でたまたま拾ったものだ。多分人並みには道徳心を持ち合わせていない俺は、その機械をもらってしまうつもりで拾って家に持ち帰った。そして今、そいつと顔をつき合わせている。 イヤホンをしてそいつのイヤホンジャックに差し込んで、そして前面に一つぽつんとつけられたボタンを押してみる。そうしたら、前面のパネルに『ロック解除』と光るスライドボタンが現れた。てっきり体のボタンを押してしまえば音楽が聴けるものだとばっかり思っていた俺は、肩すかしをらうのと同時に困惑した。一瞬戸惑ったが、そのパネルに表示されたボタンをタッチして見た目の通りにスライドさせてみると、今度は電卓の様な画面と一緒に『パスコードを入力』という表示が現れた。 またもや肩すかしをらった。どうやら曲を

    時速3キロメートル 小説版
  • 時速3キロメートル

    彼は道を歩いていて、iPod touchを拾った。 早速家に持ち帰ってみて曲を聴いてみようとするが、そのiPod touchにはパスコードがかかっていて曲が聴けない。けれどもいじってみるうちに、ホームボタンをダブルクリックすれば今流れている曲を聴くことだけは出来ることに気づく。 そのiPod touchで流れていた曲は、山崎まさよしの『One more time, One more chance』だった。 その曲で彼は中学生の頃好きだった女の子のことを思い出す。 その女の子と初めてのデートに行った時、女の子が財布を落としてしまい、家に帰る電車賃が無くなってしまった。彼も自分の分の電車賃しか持っていなかった。彼は女の子に自分の財布を押し付けて、「お前電車に乗って帰れよ。俺は歩いて帰るから」とカッコ付けようとする。「でも、そんな…」と渋る女の子に、彼は最新型のMDウォークマンを見せながら、「大

    時速3キロメートル
    Leigh
    Leigh 2008/02/10
    続きの展開が気になる。秒速83.333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333センチメートル
  • 自分はやればなんでもできると思っていた 中学校の頃は学校でもトップを取..

    自分はやればなんでもできると思っていた 中学校の頃は学校でもトップを取れるくらいの成績だったし、 高校も田舎だけど市内では一番の進学校だった 大学は三流国立だったけど、成績はそこそこ上の方だった 自分はやればなんでもできると思っていた いまはやらないだけだ いまはやる気が出ないだけだ やる気を出せばいい仕事もできるし、お金だって稼げる そんなふうに思っていた そんなこんなで大学を出てはや十余年 今は安月給のしがないサラリーマン この年のサラリーマンの平均年収にさえ届いていない 上司に叱られ、自分に与えられた仕事もろくにこなせない 会社のお荷物 余裕ぶっこいてたから資格なんて取ってないし アルバイトなんかもやってこなかったから手に職もない 仕事に愚痴をいいつつも、転職する度胸も度量もない そもそも仕事の仕方がいまだによくわからない 気を出せばなんでもできる それが幻想だってことにもう気付い

    自分はやればなんでもできると思っていた 中学校の頃は学校でもトップを取..
    Leigh
    Leigh 2008/02/06
    結局、今やるかやらないか。
  • 増田の創作っぽいのまとめ(11/1から11/21)

    (前回集計http://anond.hatelabo.jp/20071116082614) なにが創作でなにが実話やら…。 11/21え 0user三千世界の烏を殺し、主と昼寝がしてみたい 9users11/19あたしのなりたいもの 4users11/18給の思い出 31users閉じ込められることはよくあった 4users狂気の降る夜 1user11/17サプライズ・ド・アタック 3users少年の瞳に映るものは全て、少年の心の闇だった。 0user11/16電子レンジで温めたらバナナが爆発した 19users(他バナナシリーズはバナナ - はてな匿名ダイアリー)僕と彼女は家族になった 20usersみちのくコーヒー牛乳 2usersおはなし 1user11/15掃き溜めの 0user広告が完璧になった日 3users結婚しました 132users11/14Googleさん 16use

    増田の創作っぽいのまとめ(11/1から11/21)
  • 個人史は終焉しない。続く。

    ある個人氏の終焉、と言う文章を先日読んだ。男女が出会い、子供を妊娠した、と言う話だ。 私は十代のころに子宮筋腫が出来、そして手術を受けた。不妊の傾向はあるだろう、と言う診断もその時受け、定期的に通院している。 私は子どもの頃から、よく人のことを聞く人間だった。勉強はするもので、ご飯はべるもので、部屋は綺麗にするもので、結果は収めるものである、と。自分の生の意味を考え始めたのは思春期の頃だ。大概、親のために、社会のために。上手に生きるため、に収束した。私は常に落胆した。酷く憂に毎日を暮らした。したいことは何も無かった。酒を飲み、寝て、を読んだ。しかし私は何者にもなれなかったし、ならなかった。なる事を選ぶことすらしなかった、出来なかった。 学生のころに恋人と暮らすようになった。恋人といると安心はした。しかし、恋人は私の生に意味を与えてはくれない。私はその、その人が体験する、一部の風景でし

    個人史は終焉しない。続く。
    Leigh
    Leigh 2007/11/20
    しっくりきてしまった
  • エレベーターには裏技があるらしい

    エレベーターには裏技があるらしい。 エレベータのボタンを押し間違えた時に、それを訂正するテクニックがあるというブログを読んだ。 僕が働いている会社のエレベーターは日立製である。日立の場合、キャンセルしたい[階数ボタン]を押し続けるとのことだ。 おもしろそうだ。やってみたい。悪戯とも言えないレベルだが、こういうものは試したくなる。 次の日、会社でエレベーターに乗ると、いい感じに一人だった。4000人を超える大会社の中では、3日に一度あるかないかくらいのタイミングだ。試すには絶好のチャンス。試すしかない。 何階にしようか少し迷ったが、26階を押すことにした。僕の階は18階なので、全く関係ない。26階はちなみに社長室がある階で一般の社員が降りることはまずない。 まあ、どうせすぐキャンセルするんだし、と思いつつもなぜか緊張してしまう。もしキャンセルできなかったらどうしよう、とも思ったが、その時はそ

    エレベーターには裏技があるらしい
    Leigh
    Leigh 2007/11/01
    おもしろい。彼に必要だったのは相手の都合を気遣う先にある一途さだと感じた。
  • 上司に連れられてキャバクラ行ってきた

    別に行きたくもなかったのに。 ムカついたので完全に八つ当たりだけどキャバ嬢にいかにも盛り上がらない返事をした 「今日、別に俺は来たくなかったんだ」 いきなりこれ。 さぞかしキャバ嬢は困るだろうと思ったら、 「あぁー。そういう方、結構いらっしゃいますよ」 とにこにこ顔。 「え?ウソー」 「いえいえ、上司さんに連れられて…って。そういう若い方結構いらっしゃるんですよー。大変ですよねぇ。あ、どうぞおしぼり」 「あ、どうも」 意外な返答に毒気を抜かれる。 更に盛り下げようとしてみる。 「なんていうか、俺、まともに女の子と会話とか、できないし。したことないんですよ」 「そうなんですかー。でも、そういう方もいらっしゃいますよ、女の子との会話の練習だって、来る方とか……」 「え、そうなの?」 「ええ。それに、私も、結構会話って、苦手なんですよねぇ」 「えー。こんな仕事してるのに?まさか」 「いえ、会話に

    上司に連れられてキャバクラ行ってきた
    Leigh
    Leigh 2007/10/14
    おもしろい。決め手は共感と感謝か?
  • 人間の価値が無くなる日

    昨日、久々にタクシーに乗った。 目的地を告げると、運転手はカーナビで確認していた。 どこにでもあるやりとり。 でも、このとき僕はなぜかこんな事を思った。 「機械が人間の価値を無くしてしまった。」 20年前、ベテランの運転手は道を知っていた。 経験によって、時間帯ごとの混雑状況ですら把握していた。 それが運転手の価値だったから。 そして現在。日々変化する道路はカーナビが教えてくれる。 混雑状況だって教えてくれるから新米の運転手も安心だ。 だけど、ベテラン運転手の価値は無くなってしまった。 これから先、テクノロジーが進化して どんどん便利になっていくだろう。 その裏で、人間の価値が全て無くなってしまった日に、 人類はどうなるんだろう。 こんな事を時々考えたりする僕はプログラマー。 人間をゆっくりと殺しているのかもしれない。

    人間の価値が無くなる日
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