吾輩はひんぬーである。 名前はまななり。 どこに栄養がいったのかとんと見当がつかぬ。 何度も柔らかいぷよぷよしたところがいつか現れてくれる筈だと心で泣いていたことだけは記憶している。 吾輩は電車で初めて痴漢というものに遭った。 いや、もしかしたら間違いなのかと思えるほどだったんだけど、人の胸を探るって痴漢だよね? ねぇ、なんでちょっと撫で回した後に手を引いたのかな? 痴漢に遭ったってショックで最初声も出なかったけど、そのあとは何ていうか・・・ 怖かったり悲しかったり悔しかったり、色んな感情でぐちゃぐちゃになって涙が止まらなかった。 側にいたサラリーマンの人が心配して声かけたり、周りが騒然としてたけど、もう犯人とかどうでもよかった。 結局犯人は分からずじまい。 バストアップのために、それ系のエクササイズの本3冊買ってきた。 次に遭遇したらこれで殴る。