青山学院大チームによる「紫外線に即座に反応する化合物」動画 2008年7月 2日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Aaron Rowe 日本の化学者たちが、魔法のような効果を簡単に生み出す分子を開発した。 学会誌『Organic Letters』での正式な報告に添付された短い動画には、紫外線レーザーを照射したとき液体の色が素早くダークグリーンに変わる様子が示されている。 青山学院大学の阿部二朗準教授率いる研究チームは、『ヘキサアリールビスイミダゾール(HABI:hexaarylbiimidazole)』(難解な名前だ!)誘導体をいくつか作り出した。[2000年に出された研究成果報告はこちら]。このグループの分子は、フォトクロミックな性質を持つことで知られている。 フォトクロミックとは、適当な波長の電磁波を照射すると物質の色が可逆的に変化する性質を言う。別のフォ