ちょっと前の話になりますが、今回の日本のノーベル賞受賞研究が軒並み「基礎」的なものだったためか、恒例の「基礎vs応用」論が局地的に盛り上がったようです。 こちらは去年の記事ですが、科学研究業界の見方としてわりとポピュラーなので紹介します。 基礎研究の反対語は? 基礎研究:すぐ役には立たない、知的好奇心のみ、道楽チック 応用研究:即役立てる、金になる、企業がやってる そんな拙くもボンヤリしたイメージをもってませんでした? 研究を「基礎←→応用」という1軸ではなく 「基礎←→末梢」「純正←→応用」の2軸で表現する。 この基準で考えることで、いろんな誤解をとくことができる模様。 原理をつきつめていくものが「基礎」で、なんかコチョコチョやってるのが「末梢」 金にならないのが「純正」で、技術に発展し金にもなるのが「応用」 分かるっちゃあ分かるんですが、「末梢」とか「純正」とかいった表現になんとなく発
![2008-10-27 - 赤の女王とお茶を - 研究の四象限と科学の文化](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fe4a0da2bb0ab7dc07a0b58ba42cf04a81a3f9e0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fs%2Fsivad%2F20081027%2F20081027193932.jpg)