レストランで食事を楽しむ女性(2015年10月27日撮影、資料写真)。(c)EITAN ABRAMOVICH / AFP 【8月1日 AFP】毎日の食事が、がん治療の助けになる可能性があるという証拠が増える中、また一つ新たな証拠を追加する研究結果が発表された。食事はすでに、糖尿病や高血圧などの病気を管理する上で極めて重要な要素の一つとされている。 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、赤身の肉や卵などに含まれるアミノ酸の摂取を制限することで、マウスのがん治療効果が著しく向上し、腫瘍の増殖が減速することが今回の研究で明らかになったという。 論文の主執筆者で、米デューク大学医学部(Duke University School of Medicine)のジェイソン・ロカセール(Jason Locasale)准教授は「非常に強力な効果がある。有効に作用する薬剤で確認されるのと