久々に懐かしいタイトルを見た。 とうとう読んでしまった、SFの最高傑作として名高い『月は無慈悲な夜の女王』。大事にとっといた一品を食べてしまった、充実感と喪失感で胸一杯なところ。 なつかしい未来『月は無慈悲な夜の女王』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 「月は無慈悲な夜の女王」は言うまでもなく傑作だし、ガジェットの細かい部分を除けば確かに今でも通用する話だ。電子投票で不正をするなんてネタもあるし、面白い。 ただ、もうしばらくすると賞味期限切れなんじゃないか、とも思う。コンピューターが革命的に世界を変えた結果が反映されていないSFの賞味期限が切れるのはもうすぐだろう。 SFはもとよりテクノロジーのみに縛られるものではないけれども、そのストーリーの根幹がテクノロジーそのものを扱っている場合、どうしても賞味期限が発生してしまう。 未知の世界、端的に言って宇宙SFにおいてはなん
2013年2月3日、アメリカ最大のスポーツイベント、スーパーボウルが開催された。アメリカンフットボールのプロリーグ、NFLの全米チャンピオンを決める試合だ。全米一の視聴率やテレビ広告費が話題になることも多い。 今回は、この祭典に寄せて、アメフトの延長戦に潜む、ちょっぴり意外な公平性の問題を見ていこう。 アメフトは、2チームが、ボールを確保する攻撃側(オフェンス)か守備側(ディフェンス)となって進行し、特殊な場合を除き、得点する機会はオフェンスだけにある。 攻守が明確に分かれている点は野球やテニスに似ている一方、試合時間はサッカーやラグビーのようにあらかじめ決められているのが特徴だ。同点で試合が終了した場合には、オーバータイム(以下、OT)と呼ばれる延長戦に突入する。このOTのルールをめぐって、近年NFLで論争が巻き起こった。 OTでは、どちらかのチームが点を取った時点で試合終了となる。しか
昨日書いた、『なぜ日経新聞井上理記者のCA”キラキラ女子”特集に釣られるか』は日経新聞というクオリティペーパーの本紙面に対する初めての釣り解説にも関わらず、一定の共感をもって読んでいただいたようで、大変感謝しています。 実は元記事については、もう一つ重大な釣りポイントがあったのですが、本旨からは外れる上、突っ込みが長文になるため、避けていました。こちらです。 性差による差別を無くすことが男女雇用機会均等法の時代でした。しかし時代が進み、差別が解消された(されつつある)今、むしろ性差を認め、性差を意識し、性差に応じた環境を作る時代に入ったのではないでしょうか。女性は女性らしく働く。男性は男性らしく働く。両者の働き方や評価軸は異なるべきなのではないか。サイバーエージェントの取材や、くだんの女性経営者の話を通じて、そんな思いを抱いています。 働く女性のメリット・デメリット :日本経済新聞 ここ
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