兵庫県の斎藤元彦知事らを文書で告発した元西播磨県民局長の男性(60)が死亡した一連の問題を巡り、県議会特別調査委員会(百条委員会)は6日午前、原田剛治産業労働部長の証人尋問を始めた。5日の証言に誤りがあったとし、本人から訂正の申し出があった。 元県民局長の公用パソコンから見つかったプライバシー情報について「人事課長か副課長からいただいた」と証言していたが「間違ったことを言ってしまった」と訂正していたという。 原田部長に続いて、片山安孝元副知事=7月末に辞職=への証人尋問がある。5日に続いて県が文書を公益通報として扱わず処分した経緯などを調べ、午後3時からは斎藤知事本人を尋問する。 斎藤知事はこれまで、片山氏が3月25日に男性を聴取したところ「うわさ話を集めて作成した」と供述したため、「真実相当性がなく公益通報に当たらない」と判断したと説明。片山氏、斎藤知事への証人尋問では、聴取の内容や、男