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ブックマーク / blog.tinect.jp (38)

  • おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?

    リチャード・ドーキンスをひさびさに リチャード・ドーキンスといえば『利己的な遺伝子』で一世を風靡した学者である。そのドーキンスが無神論のを著したことはなんとなくしっていた。しっていたが、とくに読んでいなかった。読んでいなかったが、ふと目に止まったので読んでみた。 とくに宗教に関しては、もはや時代は変わったのではないか。十分な知識を持つ人が、世間一般の考えは誤りであり有害であるとの結論に熟考のうえでいたった場合、それを広く知らしめることは、いまや義務とみなされているように思う。少なくとも世人が耳を傾けるような地位や名声を得ている人には、それが求められている。 こうした人が宗教を信じていないと公言すれば、「不信心」(じつに不当な呼び名である)は低い知性やよからぬ性分に由来するという世に流布した偏見は、たちどころに根絶やしにされるだろう。世間の評価も高く、名士と言われるような人たちのどれほど多

    おれたち日本人には「信仰」がわかるのだろうか?
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2024/07/03
    そもそも内心の信仰を比較することなど不能なので。悟りも預言も自己申告でしょ。/ 外形的には、宗教施設に万人単位が参拝に訪れている映像を見せて、「日本人には信仰がないです」とか言っても、外国人が納得する訳
  • 「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。

    功利主義に向き合う いきなりだが、どうもおれは功利主義者らしい。反出生主義などの持論を述べていたら、そう指摘された。 なるほど、反出生主義論者のベネターの考え方は功利主義的かもしれない。 とはいえ、おれは功利主義をよく知らない。「最大多数の最大幸福?」くらいのものだ。なので、おれはを読んでみることにした。 功利主義 (岩波文庫) たとえば、有名なJ.S.ミルなどはなんといっているのだろう。『功利主義』の冒頭はこんな文章で始まる。 正と不正の判断基準をめぐる論争は、解決に向けた進展が少しも見られない。人間の知識の現状を作り上げている環境要因のうちで、これほど期待はずれなものはほとんどない。 最も重要なテーマに関する思索でありながら、長いあいだ立ち後れたままであり、期待はずれという点でここまで際立っている環境要因はほとんどない。 哲学が誕生して以来、最高善に関する話題、あるいは同じことになる

    「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2024/04/12
    まあ同意だが、その『理性』がすべての人間が同意できるものであるならいいが、そうではないなら『直観』とそれほど変わらないだろうと思う。言い換えれば、『功利』から価値判断を除外しきれるか否か、という話かと
  • 安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる

    安楽死が合法の国で起こっていること』というをご存じだろうか。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 筆者の児玉真美さんは障害者やその家族の立場に立って活動しているベテランの著述家だ。その著者が、安楽死の議論と実践が進んでいるオランダやカナダなどの現状を伝え、議論のたたき台としてまとめたのが書、ということになる。 安楽死・尊厳死・自殺幇助といったまぎらわしい語彙を理解するにも向いているだろう。 いわゆる人権先進国で安楽死が急増している 人の生死を扱う書籍だけに、『安楽死が合法の国で起こっていること』にはドキドキする話題やセンシティブな議論が多い。なかでも強い印象を受けたのは、カナダやベルギーやオランダやスイスで安楽死が合法化され、しかも急速に広がっているという話題だった。 たとえばカナダでは2016年に安楽死が合法化されたが、少なくとも当初、その条件は慎重に設定されていた

    安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2024/03/11
    介護施設に入所する高齢者のうち、個人の尊厳ではなく「家族(社会)に迷惑かけたくない」という動機で決定しているのはどの程度なんだろう。そして、それは悪いことなんだろうか。もし、悪いことならどうすべきなの
  • 「私はいいけど、他の人が傷つくかも知れないから」論法は好きじゃない。

    この記事で書きたいことは、大筋以下のような内容です。 ・町内会で、「その場にいない誰かの気持ちを勝手に代弁して、相手の意見を封じる人」がいた ・「気持ち」自体は必ずしも軽くみられるべきではなく、むしろ尊重するべき ・けれど、「他人の気持ち」を安易に議論に持ち出して、しかもそれで他の人の意見を否定するのは妥当と思えない ・仮想的な誰かの気持ちを代弁することで、自分の意見に「客観的な意見」というような色を乗せようとするのは説得力のドーピング ・「快/不快」の話をするなら、まず「自分」を主語にして欲しいなあと思う 以上です。よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 以前書いたことがあるのですが、しんざきは地元の町内会というものに所属しておりまして、コロナ前は町内イベントの運営などにもちょこちょこ関わっておりました。 一応「青年団」

    「私はいいけど、他の人が傷つくかも知れないから」論法は好きじゃない。
  • 女性インフルエンサー「H」についての記事を書いたら、Googleから警告が止まらなくなった話。

    初めに断っておくが、今から私がお話しすることはフィクションである。何なら妄想だと思っていただいて構わない。 私の身に起こったことは事実なのだが、その事実の中に散りばめられたヒントから私が組み立てた推測には、何一つ証拠がないからだ。 なので、私が「嫌がらせの犯人なのでは?」と考えた相手の名前も、この記事中には出さない。 名前は出さないが、ここで話を進めるためには呼び名が必要なので、私はその人のことを「女性インフルエンサーのH」と呼ぶことにする。 ことの発端は、かつて炎上の女王として名を馳せたHの「なりすまし行為」について、私がブログで言及したことだった。 それ以降、私のブログには何者かによる嫌がらせ行為が続いた。 しかも、匿名の誰かによる攻撃のターゲットになったのは、私だけではなかったのだ。 私と同じように、Hの「なりすまし行為」について記事を書いた他のブロガーさんのところへも、全く同様の嫌

    女性インフルエンサー「H」についての記事を書いたら、Googleから警告が止まらなくなった話。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/04/25
    はあちゅうさんではないだろう人が、Google アドセンスのポリシー違反の報告を使っていやがらせをしている話。
  • キーエンスだろうがマッキンゼーだろうが、長時間労働はよくないんじゃないのか

    今日わたしが問いたいのは、これだ。 「給料がよくて人が望めば、長時間労働は認められるべきなのか」 ブラック企業という言葉が日常的に使われ、定期的に過労死が話題になる日で、長時間労働はだれにとっても身近な問題だ。 働き方改革が叫ばれるのも納得である。 でも当に、長時間労働は許されないのか? 内心、「給料がいいなら長時間働くのは当たり前」「人が望むなら働いてもいいじゃないか」と思っていないか? だから今日、問いかけたいのだ。 「給料がよくて人が望めば、長時間労働は認められるべきか」と。 キーエンスやマッキンゼー社員なら長時間労働で当たり前 この疑問が芽生えたきっかけは、当サイトで公開された2つの記事だ。 ひとつめは、『平均年収2183万円の会社「キーエンス」的に生きるということについて。』。 記事では『キーエンス解剖』というが紹介されており、そこにはこうある。 キーエンスの社員は「

    キーエンスだろうがマッキンゼーだろうが、長時間労働はよくないんじゃないのか
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/04/17
    個人事業主に対しても「一定時間以上業務をするな」みたいな制限をかけるのかね? 雇用契約の場合、雇用者が優越的立場にあり被雇用者の自由意志を担保できないから仕方なく制限している、という理解だったのだが。
  • 上司の「もっとちゃんと考えて」の”ちゃんと”って、一体何すりゃいいの?

    『ちゃんと考えた?』って言われたことありますか。 働き始めて間もない新人のとき、「ちゃんと考えた?」と言われたこと、ある人いますか。 わたしはあります。 上の人に出した資料を突っ返されて、「もっとちゃんと考えてよ」と言われるあの瞬間。 嫌だったですよね。 で、そのとき、わたしがまず頭に浮かんだのは何だったかと言うと、 「ちゃんと考える」の、”ちゃんと”ってなんだ? でした。 しかし、現実には、”ちゃんと”を、うまく説明できる人は、ほとんどいません。 というのも、”ちゃんと”という言葉が当たり前に使われすぎているからです。 ただ、「ちゃんと考えていない」のは、上司からすると、それなりに明確です。 例えばこんな具合です。 上司「この売上なんですけど、合計の数字間違ってますよね。この資料は重要だと言ったでしょ。」 部下「え、間違ってました?」 上司「はい。どこの数字を見ましたか?」 部下「どこだ

    上司の「もっとちゃんと考えて」の”ちゃんと”って、一体何すりゃいいの?
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/04/06
    技術だっていうのは納得。少なくとも「当事者意識が」とか「頭の回転が」とか言われるよりは10倍マシ。本を読んでみよう。
  • 「実力主義なら面倒な人間関係は必要ない」はむしろ逆で、ドイツでは出世にコネ必須。

    ドイツ移住してからもうだいぶ経つが、実際に暮らしてみて、イメージとはちがうことが多々あった。 ドイツ人だって「かわいいね」とお世辞をいうし、地域によってはビールよりワインが好まれるし、みんなそこまで時間に正確なわけでもない。 そんななかで一番驚いたのが、ドイツ人がバリバリ残業して、そこそこ頻繁に職場の飲み会に顔を出していることだ。 え、ドイツ人って定時に帰るんじゃないの? 職場の人間関係はドライで、プライベートは別なんじゃないの? 最初はびっくりしたが、だんだんと、「実力主義になればなるほど飲み会が大事になる」という、イメージとは真逆の現実が見えてきた。 イメージとちがう!定時に帰るドライなドイツ人はどこ? 少し前、こんなツイートがバズっていた。 アメリカの会社で生き残る方法としては朝ちょっと早めに行ったり、定時の後他のチームメイトに手伝えることありませんかと声掛けして確認し無償残業した

    「実力主義なら面倒な人間関係は必要ない」はむしろ逆で、ドイツでは出世にコネ必須。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/01/27
    へえ…… 飲み会はまあ置くとして、チームにコミットする姿勢ってのは大事よね。
  • 正確に文章が読めない人の話。

    ”ユーニス・パーチマンがカヴァデイル一家を殺したのは、読み書きができなかったためである” という一文から始まる「ロウフィールド館の惨劇」というミステリ小説がある。 「読み書きができない家政婦」がその劣等感をこじらせ、一家惨殺に及ぶまでを追いかける話で、映画化もされている。 3年ほど前に知人のすすめで読んだのだが、倒叙ものや、変わった話が好きな方は読んでみても良いと思う。 * ただ、ストーリーの強烈さより私が覚えているのは、文盲までいかずとも「文章が正確に読めない人」は、今でもかなりいるな、と思ったことである。 例えば、リーダーが部下に、こんなメールを送ったとする。250文字だから、ツイート2つ分弱だ。 明日の朝10時までに、私をCCに入れて、Yさんにメールを送っておいてください。内容は次回の定例までの宿題事項と、現在までに積み残している課題の一覧の二つです。積み残しの課題については、期限を

    正確に文章が読めない人の話。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/01/24
    文章の読解ってヒューリスティックの影響を受けやすく、そもそも認知負荷の高い作業なんだよな。/ 「聞く人」と「読む人」は眉唾な感じがする。
  • リスクがきちんと取れないなら、管理職など辞めてしまえ。

    少し前のことだが、品メーカーに勤める友人と飲んでいる時に、こんな話題を振られることがあった。 「公式ツイッターが炎上しそうになったんだわ…。もうこりごりなんで、アカウントの運用を停止しようと思っている」 聞けば、新商品の発売に合わせて発信した内容と、実際の商品の内容にい違いがあったのだという。 0を一つ多くつけてしまった程度のケアレスミスだったそうだが、実際に購入した顧客からクレームのコメントが多数ついて、軽い炎上状態になったということらしい。 「うーん…。悪意やアンモラルな発信ならともかく、ケアレスミスでの炎上なんてたかが知れてるやろ。ビビるようなことか?」 「リスクがあること自体が、質的な問題なんや。事前に確認するリスクマネジメントも手間やし、こんな媒体で発信する意味がわからんわ」 ちょうどこの頃、各種SNSではいわゆる”バイトテロ”が頻発していた時だった。 そのため大手企業では

    リスクがきちんと取れないなら、管理職など辞めてしまえ。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/01/11
    ブコメの評価は低いようだけど、俺は同意。リスクとリターンの見積もりができない管理職や経営陣はいらんと思う。キチンとリスクの軽減や移転やあるいは容認をするのがお仕事。
  • 「専門家としては、はるか昔に旬を過ぎている上司」のもとで起きる悲劇の話。

    最近では、仕事が専門化してきているので、「上司より現場の部下のほうが専門能力が高い」という傾向が強くなっている。 一昔前は、そこまで普通ではなかった。 例えば定型事務、工場での作業などは、必要な知識が大きく変化しないので「経験が長い人」のほうが有利だった。 あるいは訪問営業なども「顧客とのつながりが濃い」経験年数が長い人物が、仕事の成果を出しやすい。 しかし、昨今の非定型業務、例えばシステム開発、マーケティング、データ分析、新規事業の立ち上げなどの仕事では、一概にそうとは言えない。 「その場での課題解決力が重要な仕事」では、地位や経験年数によらず、最新技術・アイデアの創出・新しい技術への適応スピードなどに優れている「つねに学習し続けている人物」が、圧倒的に能力面で高くなる。 例えば、医師の世界でも、このような傾向が見られる。 ハーバード・メディカルスクールの研究チームは、医師が提供する治療

    「専門家としては、はるか昔に旬を過ぎている上司」のもとで起きる悲劇の話。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2023/01/07
    “経験が豊富なはずの、年長の医師のほうが経験年数の少ない医師と比べて知識も乏しく、適切な治療の提供能力も低い”
  • 病気が性格を変えることもある。なら、私たちはどうすべきか

    「高速道路を逆走する高齢者を診察することになったら、前頭側頭型認知症を疑い、前頭葉の機能を検査するんだ」 これは、ある認知症の大家が前頭側頭型認知症 (frontotemporal dementia ,FTD) を診断するヒントとして、しばしば口にしていたフレーズである。 前頭側頭型認知症とは、その初期から前頭葉~側頭葉の機能が衰えてさまざまな問題を引き起こす、認知症の一種だ。 私もこういう逆走する高齢者を診たことがあるが、その患者さんを脳血流検査(SPECT)で検査すると、前頭葉の血流量が大幅に低下していた。運転免許証を返上していただいたのは言うまでもない。 医療や福祉の現場では「性格が問われる」は当のこと 今日の話の出発点は、先日のbooks&appsに寄稿されていた、高須賀さんの含蓄深いお話だ。 結局、最後は「性格」で人間の価値が決まるんだな。 高須賀さんは、臨床現場での経験をふま

    病気が性格を変えることもある。なら、私たちはどうすべきか
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2022/12/20
    シロクマ先生の記事か。「前頭葉型認知症」覚えておこう。
  • 事実と意見を分けて話すコツを「理科系の作文技術」の中に見つけた。

    少し前に「なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。」という記事を書きました。 「事実」と「意見」を区別して話せない人は、ビジネス上損をしがちです。 実際、私が在籍していたコンサルティング会社では、それを「できない人の特徴のひとつ」と見なしていました。 例えば、以下のようなやり取りです。 「昨日の営業、途中退席してごめん。お客さん、ウチに依頼するか、決めてくれた?」 「大丈夫だと思います。」 「大丈夫って……決まったのか、決まってないのかが、知りたいんだけど。」 「あ、まだ決まってないです。」 「そうか、決まるかなと思ってたけど……。お客さん、何か懸念事項について言ってた?」 「金額について不満そうでした。」 「もう一度聞くけど、不満だと「言った」の?」 「いえ、たしか……言ってないかと。」 「じゃ、なんで不満だと言えるの。」 「えーと…」 「もう一度聞くけど、なんて「言ってた

    事実と意見を分けて話すコツを「理科系の作文技術」の中に見つけた。
  • アフリカの「若者の失業率60%」の国に行ったら、「日本人はよく働く」の意味がようやくわかった

    10月の終わりから、11月の頭にかけ、知人の紹介でアフリカの「ジブチ」に行ってきた。 変わった体験をしたので、レポートしたい。なお記事に書かれていることは事実に基づいてはいるが、あくまでも私見だ。 ジブチは、アフリカ東部の小さな国で、面積は四国の約1.3倍だが、人口はたったの100万人。 国土はほとんど砂漠で、「世界で最も暑い国」の一つと言われている。 農業に向いている国土ではないので、料の自給率はたったの3%。 輸入がストップすると飢えてしまう。 入国にビザが必要で、日人はほとんどいないが、自衛隊がソマリアの海賊から船を守るという名目で派遣されており、唯一の海外自衛隊拠点がある国だ。 他にもジブチにはアメリカ軍、フランス軍、イタリア軍、そして中国軍が駐留しており、巧みな外交と絶妙な軍事バランスの上に国防が成り立っている。 なお、ジブチでは東洋人と言えば、中国人らしい。 街を歩いてい

    アフリカの「若者の失業率60%」の国に行ったら、「日本人はよく働く」の意味がようやくわかった
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2022/11/30
    ベーシックインカムの極端な姿はこういうものになるのかな。
  • 会議などで突然話を振られたときに、うまく答えるコツについて。

    会議などで上司から「どう思う?」と急に意見を求められて、焦ったことがある方は、少なくないのではないでしょうか。 ヘタなことは言えないし、何か言っても「つまんねえ答えだな」と思われてしまうと、いろいろと損をしかねない。 しかし、逆に考えればここでうまく答えることができれば、アピールになるわけですから、それなりに注意を要するコミュニケーションです。 では「どう思う?」と急に話を振られたときに、どのように答えるべきしょうか。 私が教わった「急に話を振られたとき」の対応 実は「急に話を振られた時の対応」は、内容が大事だというより、回答のしかたにコツがあります。 というのも、コンサルティング会社では、客先に出されるとき、最初に教わることの一つなのです。 私はこう教わりました。 1.すぐに答えようとするな 2.書くなどして考えるための時間を稼げ 3.質問を正確に把握するため、逆に質問せよ 4.「クッシ

    会議などで突然話を振られたときに、うまく答えるコツについて。
  • 人類はこの先食っていけるのか。調べてみた。

    地球は人類を養えるのか? この前、国連かなにかの機関の奇抜な髪の色をした専門家が、「ロシアによるウクライナ侵攻と、世界的な干ばつにより、来年の世界の糧事情が危険だ」というようなことを述べていた。 奇抜な髪の色はともかくとして、おれは、「ロシアによるウクライナ侵攻と、世界的な干ばつが重なったら、世界の糧事情は危なくなりそうだなー」と思った。一つじゃない、二つだ。二つも大きな要素があったら、危ない。そう思った。 そう思ったおれは、「ひょっとして、地球の人口は地球が人類を養える上限を超えているのでは?」と思った。思って調べた。 まず調べて出てきたのはWikipediaの「適正人口」という項目であった。どこぞのだれかがいろいろな基準で算出した地球の適正人口は15億から20億人だという。 え、そんなに少ないの? というか、いろいろの基準がなかなかハードル高くない? とりあえず、えることが満たさ

    人類はこの先食っていけるのか。調べてみた。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2022/11/11
    今後半世紀ぐらいは持つとして、将来的に食糧生産が人口増加に勝てるかどうか、については「人口が2倍になった時、技術革新は2倍以上になるか」によると思う。そうではないならいずれ追い抜かれる。
  • わかりやすく話すためには「話しすぎない」というスキルが必要。

    なかなか、わかりやすく話せない…という方は多いかもしれません。 それどころかむしろ訓練を受けていない、ほとんどの人の話は、論理的でもなく、筋道も通っておらず、「わかりにくい」のが普通なのでしょう。 ただ、プライベートでは、それほど「話のわかりやすさ」を問われません。 何となくその場の雰囲気で、皆、うなずいてくれるからです。 「ま、言ってることはわかんないけど、追及するのも面倒だからいいや」とか 「大したこと言ってるわけじゃなさそうだから、適当に笑っておこう」とか。 通常、多少の分かりにくさは、すべて無視されてしまいますから、支障はないのです。 仕事では「話のわかりやすさ」は死活問題 しかし、仕事においては少々事情が異なります。 理解不足が、場合によっては責任問題に発展することもありますから、「面倒だから、まあ流しておけばいいや」では済まされません。 基的には、相手の話を細大漏らさず理解す

    わかりやすく話すためには「話しすぎない」というスキルが必要。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2022/11/04
    「伝えるべき本質」がすでに決まっているならそれでいいかもしれない。何を伝えるべきかがまだ定まっておらずヒアリングを重ねなくてはいけないなら、これではダメだと思う。
  • 日本人の国民性って、「科学的思考」と、致命的に相性が悪いみたい。

    ここ数年、「文系」がやたらと軽く扱われ、「理系」こそが未来を担う人材だと言われるようになった。 なんなら、「文系学部不要論」が出てくるくらいだ。 統計を見てみても、高校で理系を選ぶのは22%に対し、文系は46%。 大学に入り学士ともなると、理工農系は21%、人社系が55%と、その偏りはさらに大きくなる。*1 だから、「理系を増やそう」というのは、当然の流れかもしれない。 ただ正直なところ、日で理系を増やすって、かなりむずかしいんじゃないかなぁ……とも思う。 だって日人の国民性って、「科学的思考」と、致命的に相性が悪いから。 科学=理論をみんなで検証して真実に近づけること まず、『LIFE SCIENCE』というのなかで紹介されている、「科学とは」「科学的思考とは」の部分を抜粋して紹介したい。 科学は何かというと、仮説(理論)をどんどんよいものにして、真実に近づける営みです。(……)

    日本人の国民性って、「科学的思考」と、致命的に相性が悪いみたい。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2022/09/10
    そんな単純な話じゃないと思うけど。他人の間違いを指摘しにくいのであれば、規律に反する行為が増えるはずだが、逆に日本社会は規律的だと言われているよね。
  • 「人の話をちゃんと聞けない人」の問題は、意識とかテクニックだけでは解決できないかもしれない。

    つい最近、「人の話をちゃんと聞けない人」を「聞ける人」に変えるのは可能なのか、という話でディスカッションになった。 というのも、ある経営者が「お客さんの話を全く聞けないメンバーがいる」と愚痴をこぼしたからだ。 すると、周りの人々も、呼応するように、「いるいる」という。 その経営者の話を聞くと、おおむね次のような状況だった。 その人は、良く言われるテクニック的な「傾聴する姿勢を見せる」のは得意だという。 「聞き上手」のように、メモを取ったり、頷いたり、相槌を打ったりする。 人の話を遮ったりもしない。 しかし、同僚やクライアントからしばしば、次のようにクレームがあるという。 「あの人、全然話を聞いてないんだよね。」と。 具体的にはどのような事象でしょう?と聞くと、 「例えば、同僚から意見を求められても、「それでいいと思います」としか言えない。あるいは、クライアントが「この構成に対して指摘はあり

    「人の話をちゃんと聞けない人」の問題は、意識とかテクニックだけでは解決できないかもしれない。
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2022/06/08
    俺は英語の文章を読むときにこの傾向があるな→『知らない単語が出てくると、それを飛ばして読むという読みの習性』 ということはおそらく問題は「読みコスト」が高い、つまり「読み慣れてない」ことだな。
  • 理不尽なシステムやパワハラって何で生き残り続けてるの?と思った人に読んで欲しい話

    筆者はジョージタウン大学マクドノー・スクール・オブ・ビジネス准教授である。 彼女は書を通じて、失礼な態度がどれだけ組織の生産性を落とすのかを述べている。 書はこの記事を執筆している時点でAmazonレビュー☆4で、519個と非常に多くのレビューがなされている。 それもあって僕は物凄く期待して書を読み進めたのだが、大変申し訳無いが読後感は微妙であった。 「無礼は人の心を傷つけるよね」 「その悪影響は数値にも出ています。無礼な奴のせいで組織の生産性がこんなにも落ちるのです!」 「だからみんな、礼儀正しくなりましょう」 僕がこのを正しく読めていないだけなのかもしれないが、少なくとも僕がこのを読んで伝わったメッセージはこれ・だけである。 そしてこれに関する感想は以下のものだ。 「頭の中がお花畑すぎる…」 「ひょっとしてこの人、道徳の授業をすれば世の中からイジメが無くせるとでも思ってんのか

    理不尽なシステムやパワハラって何で生き残り続けてるの?と思った人に読んで欲しい話
    Lhankor_Mhy
    Lhankor_Mhy 2022/03/02
    その、自尊心を仕事のリソースとしてゼロサムで取引してるみたいなモデル、どれほど現実に沿ってるのかねえ……。それがないと仕事の効率が落ちるってのは、売春婦を連れた軍隊は強い、みたいで、ホントですか?とい