私は手書きでシナリオを書いた事がない。 いや自主映画時代は勿論手書きだったが、1984年の作品ではワープロ印字して配布する事をしていた。しかし到底それらはシナリオと呼べるものではなかった。 1988年に「狙われた美人キャスター」(後の「サイキックビジョン 邪願霊」)のシナリオを受注する頃、私は仕事先で使っていた業務用OASYS(富士通のワードプロセッサ専用機)を自宅でも使うために、リース落ちの業務機を購入した(それでも30万円くらいはした)。 だからキータイプも親指シフト配列に慣れていた。 しかし如何せん縦書き表示すら出来ない(印刷時に設定は出来たが)OASYSを長くは使えず、Windows3.1上で走るアプリケーションのOASYSへと移行する。最初はFMVを購入したが、すぐにショップ・ブランドのPC/AT互換機、そして自作機へと進む。 当時の物書きのマジョリティはNECのPC-9800シ
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