本日12月15日都内にて、第15回文化庁メディア芸術祭のプレス向け受賞説明会が行われた。説明会にはアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門の大賞受賞者が登壇した。 マンガ部門の大賞に選ばれたのは、月刊IKKI(小学館)にて連載されていた岩岡ヒサエの「土星マンション」。地球全体が自然保護区域となり、地上に降りることが許されなくなった近未来が描かれる。遙か3万5000m上空で暮らす主人公が、職場や近所の人々との出会いを通じて、成長していく物語だ。 大賞を受賞した岩岡は、緊張で顔をこわばらせながら「ほかの受賞作品を見ても、自分がいただけるとは……大変光栄です。ひとりでやってるような感覚に陥ることもある職業なんですが、いろんな方に助けられて描かせていただいています。その方々にも本当にありがとうございますと言いたいです」と、感謝の思いを述べた。 主人公・ミツを描く上で心がけた点に