マイクロソフトの共同創業者のビル・ゲイツは2月8日、「新たなパンデミックを防ぐための本を執筆した」と、自身のブログで発表した。ビリオネアで慈善活動家の彼は、新型コロナウイルスを最後のパンデミックにできると信じている。 ゲイツの新著『How to Prevent the Next Pandemic(次のパンデミックを防ぐ方法)』は、米国ではクノッフ(Knopf)社、国際版はペンギンランダムハウス社から5月3日に発売予定という。 自身の財団を通じてワクチンの研究や健康問題への取り組みに資金援助を行っているゲイツは、今回の著作で、新型コロナウイルスのパンデミックから学んだ知見を用いて将来の別のパンデミックを防ぎ、世界中の人々によりよい医療を提供するためのステップを解説したと述べている。 この本ではさらに、米国の感染症対策トップのアンソニー・ファウチ博士や世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム