今をさかのぼること27年前、僕は北海道の小樽にいた。 スポーツ新聞の片隅でよく名前だけは見て知っていた読売クと日産自が、ヴェルディ川崎と横浜マリノスという名称に変わって試合をしているのを、14インチのテレビデオで見ながら涙を流していた。 日本にもついにプロサッカーリーグが誕生した。略称は「Jリーグ」という。 そのJリーグ誕生の喜びに感極まって、僕は泣いていた。22歳の春のことだ。 おまえ誰やねん、である。 ところで、このブログは今後、宣伝の時以外はです・ます調をできるだけ使わないことにする。 何かの宣伝のときは、丁寧にです・ます調でいきますです。よろしくです。 Jリーグ第一号のゴールであるマイヤーのえげつない弾丸シュートが決まった瞬間は、(これでようやく日本も世界に近づける)と、再び涙を流した。 だから、おまえは誰やねん。 ふと画面の下のVHSに目をやると、テレビデオは録画されていなかった
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