国土交通省が昨日、昨年春に改正された踏切道改良促進法に基づいて選んだ全国1479か所の「課題のある踏切」のうち、改良すべき踏切として529か所を指定しました。昨年の58か所に続く指定で、ピーク時1時間に40分以上遮断している「開かずの踏切」のほか、交通量の多い場所、事故が起こった場所などが選ばれています。 同省はこれらについて、改正法の趣旨を踏まえ、立体交差化や拡幅等だけではなく、必要に応じて当面の 対策や踏切道の周辺対策等、地域の実情にあわせた改良計画の検討を行っていきたいとしています。 この発表を見て、ちょっと不思議な気持ちになりました。開かずの踏切と踏切事故は、本来相反するものではないかと思ったからです。それがともに問題となっているのは、遮断時間が長いので待ちきれずに踏切を渡る人がいるからでしょう。現にテレビのニュースでは地元住民が同様のエピソードを挙げていました。 予想どお