『うつヌケ』(田中圭一 著,角川書店)を読みました。 近所の書店でも平積みで売られていましたし,新聞広告では12万部になったとのこと。売れているようですね。 うつになった状況やきっかけ,どうして気付かなかったのか,どうやったら抜け出す道が見えてきたか……そんなことが,いろいろな人の例で描かれています。 何というか……これだけストレスが多く,先が見えず,変化が激しく,余裕がなくなっている今日,だれでも本書の内容ぐらい知っておくべきじゃないかと思うんですよね。 「自分は絶対大丈夫」なんていう人はいない。 エネルギッシュでポジティブな人ほど危ない面もある。 むしろ,そういう人ほど,いったん泥沼にはまったら抜け出しにくくなる可能性も高い。 ちなみに私,本書に描かれている「脳の表面が濁った寒天で包まれたような,ぼんやりしてしまう感覚」,よくわかるんですよ。うすいもやを通して周囲を見ている感じ。よくな
![田中圭一 著『うつヌケ』。今うつの人,「自分は関係ない,大丈夫」と思う人,どちらも読んでほしい。 - フリーランス兼業主夫日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d1b1bd3db5fd09b133525320c2c5c8e13b7729e9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FN%2FNShufu%2F20170402%2F20170402150201.jpg)