5月1日までモスクワで行われたフィギュアスケートの世界選手権。当初は東京で開催される予定だったが、東日本大震災を受けてモスクワでの開催となった。女子シングルスでは安藤美姫(23=トヨタ自動車)が4年ぶりに優勝を果たし、世界女王に。1日に行われたエキシビションでは、被災者への思いを胸に、昨季ショートプログラムで使用していたモーツァルトの鎮魂歌「レクイエム」をしっとりと演じた。アンコールを求める観衆の拍手には、感極まって涙を見せた。 もう一人、被災者を思い、涙を流した心優しき舞姫がいた。 アイスダンスのキャシー・リード(23=木下工務店ク東京)。弟のクリス・リード(21=同)とのペアで4月29日のショートダンスでは54.86点で13位。30日のフリーでも78.47点を出し、合計133.33点で、この大会で自己最高となる13位に入る健闘を見せた。 米ミシガン州のカラマズーで生まれたリード姉弟。母
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