さあ、夏のタチウオだ! 東京湾4地区、川崎「つり幸」、八景「太田屋」、新安浦「長谷川丸」、久里浜「大正丸」合同で「日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」タチウオ釣り大会を今月30日に実施する。このままであれば、超浅場での勝負になりそう。エサ釣りとルアー・フィッシングでの対策を考えてみた。また、駿河湾の田子の浦「海渡」では涼しい夜釣りも始まった。 タチウオのポイントは、富津沖が中心となっている。地図でみると東京湾にカジキマグロのツノのような富津岬の北側、水深15~20メートルの超浅場で釣れている。 つまり、浅い場所なので、軽い道具で釣りができる。腕が疲れない。「なんだ、じゃ、簡単じゃないか」とそんな単純なものでもない。東京湾のタチウオ釣りは時間との闘いでもある。 開始から午前9時半ぐらいまでは、誰でも釣れる。エサもルアーも仕掛けを落とした分だけ反応を楽しめる。ただし、タナ(魚の泳層)はやや