ニュースサイト上の記事に対して書き込まれた卑劣で口汚いコメントをそのままにしておいても該当サイトは責任を問われない、、、いや、問われるのだろうか? The Wall Street Journal(WSJ)の報道によると、欧州人権裁判所(ECHR)は現地時間10月16日、エストニアの人気ニュースサイトであるDelfiが、同サイトの記事ページ上に書き込まれた脅迫的かつ攻撃的な大量のコメントを放置していたことに対して責任を認める判決を下したという。 WSJによると、2006年1月に掲載された問題の記事は、あるフェリー会社が就航ルートを変更した結果、沖合の島々へと通じる道路の開通が遅れたという内容であり、それによって読者は激怒することになったという。同記事に対してはおよそ185件のコメントが寄せられ、そのうちの20件程度は同フェリー会社の多数株主に対する脅迫であったという。 同フェリー会社は、De