「チョコレートの祭典」と呼ばれる展示会「サロン・デュ・ショコラ」が来年も1月から東京を皮切りに全国で開催される。主催する三越伊勢丹が14日、概要を公表した。カカオ豆を使ったグラタンなど食事系のメニューを充実させ、バレンタイン催事のなかで差別化を図る。 東京会場は1月23~29日に東京・新宿で開かれ、112ブランドが出店する。チョコ一粒が数百円という高価格帯の商品が中心だが、人気ショコラティエの商品が手に入ることもあり、例年、女性を中心に自身のために購入する人が多く訪れる。東京会場は入場の待ち時間が3時間以上になることもあり、混雑緩和のため今年1月に有料化(税込み600円など)に踏み切った。 来年の特徴は、会場でしか味わえないスイーツや食事のメニューの充実だ。今年30種類だったのを65種類前後まで増やす。担当者は「有料化したからこそ会場での楽しみを広げたい」と話す。 料理人・太田哲雄さんによ