インド北東部グワハティ(Guwahati)から80キロ離れたBurgaon Patekibori村で、洪水で流された道路を眺める住民(2012年10月9日撮影)。(c)AFP 【6月10日 AFP】二酸化炭素排出量の増加により、インド、中国、東南アジア、東アフリカ、アンデス地方北部の一部地域で大規模な洪水が発生する危険性が高まるとの研究を、東京大学(University of Tokyo)の平林由希子(Yukiko Hirabayashi)准教授率いる研究チームが、9日の英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)に発表した。地球温暖化により、これらの地域における大規模洪水の頻度が増加するという。 推計は、温室効果ガス排出量とそれが2100年までに29の河川に及ぼす影響についての11モデルに基づいて計算された。 最も極端な推計──気温が4~5度上