今週のお題「お父さん」 私の父は昭和一桁生まれで、高度経済成長期に現役で頑張ってきた人で、まず仕事、家庭はその次という人です。 そして脱サラの後、小さな会社を経営し、80歳位までは仕事をしていました。 会社をリタイアしてからは、家でテレビを見たり、本を読んだり、庭仕事をしたり、囲碁を打ったり、悠々自適の生活。 母亡き後は、少し気力の衰えも感じられましたが、落ち着いてからは元の静かな生活に戻っていきました。 父自身は納得のいく人生と思っているのではないでしょうか。 私の小さい頃は父が厳しかったので、あまり甘えた記憶はありません。 しかし、母が亡くなってから必然的に父との会話が増え、父の事をよく知るようになりました。 そして、父に対して徐々に敬意を持つようになりました。 その1つを紹介したいと思います。 父が脳出血で倒れる数年前のことです。 父は手が震えて字が書きづらいので、私に年賀状の宛名書