学生向けのイベント技育祭2024にて、大規模システムにおけるアーキテクチャの触りをお話したものです。 ビギナー向けなのでそれほど深いお話はしておりません。 【アブストラクト】 本トークでは大規模システムアーキテクチャで考慮すべき事柄とそれを実現する技術スタックや運用システムを深堀りし、それらを…
要旨 コメントを適切に記述することは、特にインターフェイス(クラスやメソッド)において重要です。これにより、直感性が高まり、抽象化が十分に行われているかを確認する手助けになります。そのため、コメントはソフトウェア設計プロセスの重要な一部と位置づけられます。 2種類のコメントタイプ まず、コメントを2種類に分類します。 1️⃣ コードをより詳細化するコメント(lower-level comment) 2️⃣ コードをより抽象化するコメント(higher-level comment) どちらも必要なコメントとしつつ、本書では後者のコメントをより重視しています。 1️⃣ コードを詳細化するコメント(lower-level comment) 変数名などに残すタイプのコメントで、宣言した対象の単位や境界値、null許容などの詳細を明示することで、コードの正確性を高めます。こちらのタイプのコメントも必
組織としてテスト自動化に取り組むべき理由と、手段としてのテスト駆動開発を紹介する講演資料です。以下のような内容です。 ねらい: ・主に顧客向けの業務システム(B2B)を開発している、 ・プロジェクトベース、ウォーターフォールプロセスが主流の開発現場や運用保守の現場にいる、 ・マネージャーのかたに向け、 ・テスト自動化が自分たちのメリットになると納得してもらい、 ・その道筋として2つのアプローチを紹介して、 - テスト駆動開発 - ペアプログラミング ・組織的・長期的に取り組む価値を感じてもらう アジェンダ: 1.自動化したい理由 2.必要な人材を考える 3.テスト自動化の端緒 ~テスト駆動開発について~ 4.深めつつ広げる鍵 ~ペアプログラミングについて~ 5.見る夢について
かつてはフィッシングサイトへの誘導やコンピュータウィルスに感染させるページに使われるタグとして、使用禁止が推奨されたこともあるiframeタグですが、HTMLのバージョン5の時代の今では便利なタグとして多くのサイトで活用されています。今回は、このiframeの使い方について解説します。 iframeタグの基本とは iframeは、かつてフレームでWebブラウザの画面を分割して表示していた時代に、入れ子でフレームを作れる便利なタグとして追加されました。しかし、コンピュータウィルスの被害が拡大した時代は、感染源の一つとして嫌われたこともありました。今では、広告の表示などに使われる、HTMLに欠かせないタグの一つとなっています。 まずは、このiframeの基本について解説します。 フィッシングで有名になったiframeタグ iframeの特徴は、Webページで開いたページの中に、全くの別のHTM
はじめに 「解説記事を幾つも読んだけど OpenID Connect を理解できた気がしない」― この文書は、そういう悩みを抱えたエンジニアの方々に向けた OpenID Connect 解説文書です。概念的・抽象的な話を避け、具体例を用いて OpenID Connect を解説していこうと思います。 この文書では、JWS (RFC 7515)、JWE (RFC 7516)、JWK (RFC 7517)、JWT (RFC 7519)、ID トークンの説明をおこないます。 追記(2020-03-20) この記事の内容を含む、筆者本人による『OAuth & OIDC 入門編』解説動画を公開しました! 1. 『ID トークン』を発行するための仕様 一般の方々に対しては「OpenID Connect は認証の仕様である」という説明で良いと思います。一方、技術的な理解を渇望しているエンジニアの方々に対
PDF形式のファイルを御覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要な場合があります。 Adobe Acrobat Readerは開発元のWebページにて、無償でダウンロード可能です。
今日は、日本の代表的なソフトウェア開発手法について紹介しよう。 その名も、メテオフォール型開発である*1。 第一節 通常のウォーターフォール型開発におけるプロジェクトはこのような形を取るが、 メテオフォール型開発ではこのような形が取られる。 そしてこうなる。 これはアジャイル型開発手法におけるサイクルであるが、 神の前では無力である。 神の一声は全てを崩壊させ、 民は一生懸命これを再建す。 これが、メテオフォール型開発*2である。 第二節 全てのスケジュールは天界の都合によって決まる。これを黙示録と呼ぶ。 ソフトウェア開発においてフィードバックは重要なファクターだが、 神にフィードバックは届かない。 ただし、祈りを捧げることはできる。この祈りはごくまれに届く。 神は様々な姿を取る。 外から現れることもあれば、 内に棲んでいることもある。 あるいは、まだ会っていない or 会うことすらできな
はじめに 私はエンジニアになってまだ4ヶ月のいわゆる新人枠。それでもこの4ヶ月、どのようなマインドや仕組みを用意して進めていけば圧倒的成長に繋がるのかを自分なりに試行錯誤し、実行してきました。 そこで、私の失敗談やそこから得た経験が、新人エンジニア同志の方の参考になればという思いで今回の記事を書きました。 周りのエンジニアとのレベルの違いを感じすぎて「自分なんて...」「こんなことを言ったら」と引っ込みがちだった私が圧倒的成長を目指してやったことが、エンジニアになりたての誰かのところに届けられたらうれしいです。一緒に圧倒的成長しましょう! できなくて当たり前。どんどんさらけ出そう 先輩エンジニアに言われてハッとした言葉があります。「初めたばかりなんだからできなくて当たり前」 できないことは恥ずかしいという考えは捨てて、積極的にできない自分をさらけ出すことが大事だと学びました。 それまでの私
品質を犠牲にすることでソフトウェア開発のスピードは上がるのか? 和田卓人氏による 「質とスピード」(前編)。デブサミ2020 ソフトウェア開発のプロジェクトにおいて、リリースに間に合わせるために開発スピードを優先させ、ひとまず質には目をつぶろう、という判断がしばしば行われることがあります。 はたしてその判断は正しいのでしょうか。2020年2月13日と14日の2日間、都内で行われたイベント「Developers Summit 2020」(デブサミ2020)」の和田卓人氏のセッション「質とスピード」は、これを深く考察したものでした。 この記事では、会場に立ち見がでるほど大人気だった本セッションの内容をダイジェストで紹介します。本記事は前編と後編に分かれています。いまお読みの記事は前編です。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く