北欧初のパンダは、フィンランド・アフタリ動物園のロゴや看板にも使われていた=2023年12月27日、フィンランド・アフタリ、吉岡桂子撮影 パンダは、中国との距離感や、中国とどう向き合って行くかを否応なく映し出す。パンダに中国ふうの名前をつけなかった国もある。愛らしいこの動物を、早々に返す決断した国もある。(吉岡桂子) 【動画】でんぐり返しで転がっていくアドベンチャーワールドの結浜(ユイヒン) カチューシャ。中国語でも音を写してそのまま「喀秋莎」と書く。 モスクワ動物園で初めて生まれた赤ちゃんパンダの名前だ。旧ソ連軍のミサイル兵器の通称であり、ロシア民謡で戦地へ赴く恋人を見送る若い女性の名前でもある。日本のパンダに「さくら」や「はなこ」とは名付けない。カチューシャを命名したロシア、すんなり受け入れた中国。両国はやはり、特別な関係かもしれない。 カチューシャは2019年にやって来たつがいの子供

