元大和証券CIOの鈴木氏とシェルスクリプトで企業の情報システムを開発してきた當仲氏が出会い、新会社が産声を上げた。目指すのは「シンプル&スリム」だ。 「やり残したことがあるとすれば、情報システムのシンプル化とスリム化を1社でも多くの日本企業で推し進めること」── そう話すのは、大和証券のCIOとして同グループのシステム刷新を主導した鈴木孝一氏だ。彼はこの春、大和総研ホールディングスを退職したのを機に、シンプルで使いやすいITサービスを企画し、企業に提供する新会社「GBL」を設立し、CEOとして活動を開始した。 GBLの基本ポリシーは、「データ」を大切にし、情報システムを「シンプル&スリム」に保つということ。鈴木CEOが長いキャリアの中で常に追求してきた情報システムに対する考え方でもある。新会社にCTOとして参画するユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の當仲寛哲氏が研究と普及活動を展開
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