M8超は高さ発表せず=津波警報で最終案−来年実施目指す・気象庁 M8超は高さ発表せず=津波警報で最終案−来年実施目指す・気象庁 東日本大震災で問題となった津波警報について、気象庁は7日、改善策の最終案を外部の専門家らでつくる勉強会に提出した。勉強会ではマグニチュード(M)8を超える巨大地震の際、発生から3分以内に出す第1報を「巨大な津波のおそれ」などの表現にし、具体的な予想高さを発表しない方針が改めて議論され、了承された。同庁は10日、政府の中央防災会議の専門調査会に改善策を報告する。 東日本大震災では、岩手・福島両県に予想高さ3メートルの大津波警報が第1報として出されたが、この過小評価が避難の遅れを招いたと指摘されていた。今後起きるとされる東海、東南海、南海の3連動地震ではM8.7が予想されており、同庁は来年からの実施を目指し、津波警報の改善を進める。 一方、M8以下の地震では過小評