衆議院の特別委員会で可決された安全保障関連法案を巡っては、幅広い分野の学者たちで作るグループが、憲法に違反しているとして反対していて、インターネットを通じて集まった学者や研究者の賛同者は1万人を超えています。 グループでは、安全保障関連法案は憲法9条に違反するとして廃案とするよう強く求めるとともに、太平洋戦争で多くの学徒を戦地へ送った深い反省から再び若者を戦地に送ることは認められないと訴えています。 この活動に対し、インターネットを通じて集まった賛同者の数は先月11日から15日午前9時までに学者や研究者が1万56人、一般の賛同者は1万8590人に上っています。 発起人の1人で日本学術会議の元会長の法学者、廣渡清吾さんは15日、衆議院の特別委員会で法案が可決されたことについて、「憲法をないがしろにした、もってのほかの行為だ。憲法学者のほとんどが法案は憲法に違反していると訴えており、本会議では