CMは社会を写す鏡だ。春めいてくると、新入社員向けのスーツのCMが目立つようになり、夏休み前にはレジャー関連のCMが増える。もっとも、それは新型コロナ禍に見舞われる前の話。今、CM事情は急変している。CMを凝視すると、日本経済の実相が浮かび上がる。 【写真】「ピアノ売ってちょーだい」のCMでお馴染み、俳優「財津一郎」は今どうしているのか この3月、最も多く流れたCMは何かというと、企業のものではなく、ACジャパン(ビデオリサーチコムハウス調べ、関東地区、以下同)。その数、1783本に達した。4月も2000本を超えており、2カ月連続でのトップは確実だ。 どうしてACジャパンのCMが大量に流れているかというと、スポンサーである企業の都合によって、あらかじめ用意してあった本来のCMが、ACジャパンのCMに差し替えられているから。あくまで企業側の都合なので、民放には基本的に通常どおりのCM料金が入
![コロナ禍で激変のCM事情 “巣ごもり需要”で出稿量を増やした企業は?(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/412ef6a831482522cf9c3ec1a9a7cae8132fe008/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20200517-00628896-shincho-000-view.jpg)