Philipp H. PollがLinux Libertine Open Fontsプロジェクトを始めたのは2003年9月のことである。当時は「SUSE 9.xでまともなTrueTypeフォントが欲しければ、スクリプトを使ってMicrosoftのコア・フォントをダウンロードしなければなりませんでした」。GNU/Linuxディストリビューション同梱のフォントに飽き足らなかったPollはLinux Libertineを立ち上げ、基礎的なフォントの作成に取り組み始めた。GNU General Public Licenseの下で、フリーソフトウェアの方法とツールを利用し、コンピューターで最も広く使われているタイプフェースTimes RomanとTimes New Romanの開発に乗り出したのである。 同プロジェクトでは、現在、およそ10人がバグレポート、Unicodeサポート、LaTexへの移植
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