イスラム国に憧れる若者たち 人を殺しても「戦場なら無罪」という論理 「自分探し」で海外に渡り、見ず知らずの他人を撃つ 「1人殺せば犯罪者、100万人殺せば英雄」とは昔から言われる皮肉だが、罪の大きさに違いなどあるわけがない。まして、「見知らぬ土地で暴れたい」という幼稚な願望で人を殺すなどあってはならない。 知識も覚悟もないのに 「『国民国家の解体』といったイスラム国の理念に賛同する人々は、すでに世界16億のムスリムのうちの少なからぬ数にのぼり、国際社会が無視することのできないほどの政治勢力を形成しています。そうである以上、その政治的意見が何を意味するのか、何を目指しているのか、これから世界にどのような影響を及ぼすのかをまず『訊ねる』というのが常識的な態度でしょう」 こう語るのは、神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏だ。現在、シリアとイラクの広範囲で勢力を拡大しているイスラム国。彼らは自分たちの
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