第18回「ネットワークパケットを読む会(仮)」勉強会の発表資料です.Wireshark 以外のパケット解析ツールについて紹介しています.
![Wireshark だけに頼らない! パケット解析ツールの紹介](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3551c24ba9cb279c11d7d6ec016d10c94d8143fa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.slidesharecdn.com%2Fss_thumbnails%2Fpakeana-18-140704061335-phpapp01-thumbnail.jpg%3Fwidth%3D640%26height%3D640%26fit%3Dbounds)
ネットワークの問題解析ではパケットトレースの収集と解析が必須スキルである。もちろんプロトコル仕様を頭に入れておいたり、RFCなどの仕様書のありかを把握しておいたりしなればならない。この記事では、それができているという前提で、Wiresharkを使った解析方法をまとめる。本記事はWireshark 1.2.1をもとにしている。また、CIFSプロトコルの解析に重点を置いている。 1. パケットトレースの収集 WindowsならWiresharkをインストールして収集する。Capture Optionsは次の点に注意する。 (1)「Limit each packet size」は指定しない。 (2)初回はフィルタを指定しないか、収集データ量を絞るためにフィルタするとしても、IPアドレス程度にしておく。 (3)Display Optionsの「Upadate list of packets in
A tcpdump Tutorial with Examples 50 ways to isolate traffic for cybersecurity, network administration, and other technical roles Introduction Overview of tcpdump Basics of traffic isolation Getting Started with tcpdump Viewing traffic on an interface Viewing HTTPS traffic Limiting packets Information Security Examples Capturing credentials Monitoring suspicious domain traffic SMB Traffic Capturing
はじめに アクセスが急増すると、応答時間が著しく悪化するサイトはありませんか? 普段は200ミリ秒以内で安定してアクセスをさばいているのに、イベントやらキャンペーンやらを開始した瞬間から、普段の2倍や3倍のアクセスが殺到し、その結果、レスポンスタイムが3秒とか9秒とかかかるようになってしまうことってありますよね。 あるサイトの実状 つい先日まで、そんなサイトが私の目の前にもありました。自社で運営している某ソーシャル系のサイトなんですが、イベント開始時刻と同時にアクセス数が急増するのです。とはいえ、所詮は普段の2倍とか3倍程度の数なのだから、少なくとも1秒以内にレスポンスを返せるくらいの性能は維持したいものです。 しかし実際は困ったことに、応答に3秒以上もかかってしまう処理が大量に発生してしまう状況に陥ってしまっていました。これはきっと、どこかにボトルネックがあるに違いありません。 仮説を立
tcpdumpで使用できるコマンドオプション TCPDUMP(http://www.tcpdump.org/)、MicroOLAP TCPDUMP for Windows(http://www.microolap.com/products/network/tcpdump/)で共通で使用できるコマンドオプションは以下の通りです。 tcpdump [-adeflnNOpqRStvxX][-c count][-F file] [-i interface][-r file][-s snaplen][-T type][-w file] [expression] ここでは、これらのうち、tcpdumpでよく使用されるコマンドオプションについて記述します。 1つ目が-lです。-lオプションは、tcpdumpの出力結果をパイプ(|)を通じてほかのプログラムへ渡す際に必要となるオプションです。 2つ目が-n
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