女性のスカートの中をカメラ付き携帯電話で盗撮しようとしたとして、愛知県警が名古屋高検の男性検事(44)を県迷惑防止条例違反(ひわいな言動)の疑いで在宅捜査していることが15日、わかった。捜査関係者が明らかにした。調べに対して、検事は容疑を認め、「盗撮はこの日が初めてだった」という趣旨の供述をしている模様だ。 捜査関係者によると、検事は今月上旬、名古屋市千種区内で、同じバスに乗り合わせた女性のスカートの中を携帯電話のカメラで盗み撮りしようとした疑いが持たれているという。周りにいた乗客ら数人が検事の不審な挙動に気づき、発覚した。カメラに盗撮画像は写っていなかったという。 検事は1995年任官で、08年から現職。