図書館と危険については、特に問題利用者論において研究がなされてきた。実務的なレベルの話では次の本がある。 図書館が危ない!―運営編 作者: 鑓水三千男,中沢孝之,津森康之介出版社/メーカー: エルアイユー発売日: 2005/06/01メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログを見る多くの図書館では職員が力で暴力的な問題利用者に対処するという状況は想定されていない。普通は口頭で対応、それでも問題が継続・悪化するようであれば警備員や場合によっては警察への通報によって対応する。従って図書館界ではそこに至る前の過程を重視している。 しかし、図書館職員がそういった暴力行為を止める、あるいは拘束しなければならない事態というのも稀に発生する。上で紹介した『図書館が危ない! 運営編』でも、問題利用者への対応のために木刀や金属定規を備えた図書館についての言及がある。また、図書館職員が実際に取