ブックマーク / blog.gururimichi.com (12)

  • 文章の〈敬体〉と〈常体〉の使い分けについて - ぐるりみち。

    「文章のお作法」を説明したを読むと、決まって書いてある文言がある。 曰く、「わかりやすい文章を書こうとするのなら、文体は〈敬体〉か〈常体〉のいずれかに統一しよう」というもの。いわゆる「です・ます調」を選択するか、「だ・である調」を選択するか──という視点ですね。 遡れば小学校の作文教育の頃から、ずーっと言われ続けていたような記憶がある。 基的には「ですます」で書くのがルールであり、決まったルールのない感想文のような場合でも、どちらか一方に統一しなければならないと。混在していれば、赤ペンで修正されるのが当然でした。 大人になった今でも、何かの文章を書く際には、どちらかを選ぶのが基中の基です。学校の小論文や卒業論文、会社の資料作成、あとはどこかのウェブメディアを記事を執筆する際にも、やはり〈敬体〉or〈常体〉が決められている印象が強い。 だから──というわけではないのだけれど、このブロ

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  • わかりやすい文章・伝わりやすい文章、何が大切? - ぐるりみち。

    「わかりやすい文章を書きたい!」 仕事にせよ趣味にせよ、日常的に「文章」を書いていて、このように考えたことのある人は少なくないのではないかしら。 自分の主張は当然のこと、客観的なものも含めてあらゆる「情報」を他者へと伝えるためには、何よりもまず「わかりやすさ」が必要になってくる。そこで、「わかりやすい文章の書き方」と銘打ったやウェブ上の記事を読みあさる。そうすることで自分の文章力も向上するのだと、そう信じて。 しかし、「わかりやすさ」とは何を指すのだろう。 パッと思い浮かぶのは、やたらと難解な表現を使わないこと、テーマを絞り順接的かつ論理的に文章を構成すること──などなど。 でもそのように考えると、義務教育課程で「国語」を学んでいれば、誰でも “わかりやすい文章” を書けるのではないか、とも思ってしまう。 主語や述語をはじめとした文章構成。一般的な慣用句の知識。たとえ大学で論文を執筆した

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    Masayan_W 2015/07/09
  • 本の感想をアウトプットしておいたほうが良い3つの理由 - ぐるりみち。

    大学時代、いわゆる「文芸部」的なサークルに属していたこともあって、を読む習慣が(一応)あった。定期的に発行する機関誌では企画・編集っぽいこともやっていたし、日頃からmixiで読書日記をつけていたし。たまに見返すと、あにゃー! ってなるやつ。あにゃー! 一方、「量」という点でも「質」という点でも、当時と現在では「読書」という活動の意味が変わったような気もする。周囲に合わせて、意識的に話題の書を読むようになったし、を読むことによって得られた知見がそのまま収入を左右することすらある。 ただ、そうした環境や考え方の変化はあっても、「を読む」という行為そのものは自分にとって自然な活動のひとつで、その質は大きく変わってはいない──とも。特に高尚なものだとは思わないし、興味関心の赴くままに楽しむ趣味であり、学びである。 この数年における大きな変化と言えば、「ブログ」という開かれた空間に「の感想

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    Masayan_W 2015/06/28
  • ブログの読者を増やす方法〜読者数1,000人達成までに取り組んだ3つの施策 - ぐるりみち。

    前回に引き続き、今回は「ブログの読者の増やし方」について。現在、このブログ「ぐるりみち。」に関して言えば、数字の上で確認できる「読者さん」の数は4,500人ほどとなっています*1。 ですが、Google Analyticsでページ別のアクセス数を参照すると、実際に記事を読んでくださっている方がどの程度いるかといえば──さほど多くはないという印象。おそらくは「ブログのテーマが統一されていない」ことにその一因があるのでしょう。専門ブログというわけでもないので。 そもそも、一口に「読者を増やしたい!」と言っても、何をもって「読者」と考えるのか。そこにもいくつかの視点があるように思います。目に見える数字が増やせればいいのか、毎回読んでコメントもくれるファンが欲しいのか──。そういった点も整理しつつ、持論をまとめました。 ほとんど「自分がやったこと」なので普遍化できるものではありませんが……。一例と

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    Masayan_W 2015/06/19
  • 【月次報告】5月は好き勝手に書いた記事がバズってわっほほい - ぐるりみち。

    6月――ということは、今月で2015年の半分が終了するということですね。なんてこったい。時の流れがどんどん加速してる気がする。気づかないうちにヘイストでもかけられたのかしら。 いろいろと憤がたまっていた4月と比べれば、5月はまだ自由気ままに過ごしていたような印象。もぼちぼち読めたし、記事を書くために遠出して歩きまわるのは楽しい。決して時給計算してはいけない。泣きたくなるから。 何はともあれ先月の、2015年5月のブログ振り返り、行ってみましょう。 5月のまとめと、6月の目標 5月の更新日数は、30/31日。特に力を入れたつもりはないけれど、ほぼ休まず更新できていたみたい。それだけ時間の余裕があった――というよりはおそらく、精神的にそこそこ安定していたのではないかしら。暖かい日が続きましたしね。 けいろーさんの読書メーター 読書量は微減。並行して読んでいるが何冊かあるので、その影響にも

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    Masayan_W 2015/06/02
  • 最近読んでおもしろかった本を10冊、淡々と紹介するだけの記事 - ぐるりみち。

    は1冊ずつ、集中して読み切る!」というスタンスが基だった自分には珍しく、ここ最近は複数のを並行して読んでおります。と言っても、それぞれ1冊の中で複数の筆者や要素に分かれているタイプのに限りますが。短篇集とか、アンソロジーみたいな。 そんな感じで今回は、「ブログで紹介したいけど、まだ読みきってないからちょっと……」というを何冊かまとめて、淡々とご紹介。最近読み終えたも合わせて、ざっくりとまとめてみました。よかったら参考にどうぞ。 読解 評論文キーワード 読解 評論文キーワード:頻出225語&テーマ理解&読解演習50題 posted with ヨメレバ 斎藤 哲也 筑摩書房 2013-10-23 Amazon 楽天ブックス ライター・編集者である著者が、受験生向けにまとめた問題集。――なのですが、例文の選択が複数の専門分野をまたぐ形で多岐にわたり、単語の解説も非常に丁寧。 大人に

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    Masayan_W 2015/05/21
  • 「べき論」は避ける“べき”?価値観の押し付けと「おすすめ」 - ぐるりみち。

    べき‐ろん【べき論】 《「べき」は助動詞「べし」の連体形》義務を果たすこと、理想を実現しなければならないことなどを強く主張する論調。「そうするべき」「こうあるべき」という言い回しから。 (べきろん【べき論】の意味 - 国語辞書 - goo辞書) インターネット上の言説に限れば、「〜べき」という「べき論」に対してネガティブなイメージを持っている人は多いように見える。試しに検索してみても、「良いことがない」「執着」「自分を滅ぼす」「捨てよ!」といった否定的な意見が多い。 しかし一方で、こうした主張もまた「『べき論』はなくす “べき” 」という「べき論」に縛られているように見えなくもない。特に「捨てよ!」なんてタイトルは、そのまま「捨てるべき」に換言してもまったく違和感がないので。上記辞書の意味を借りれば、 “強く主張する論調” は「べき論」と大差ないとも言えそうだ。 そんな「べき論」について、

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    Masayan_W 2015/05/19
  • 『乱読のセレンディピティ』とは、本の“つまみ食い”がもたらす思わぬ効用 - ぐるりみち。

    ショウペンハウエル*1先生曰く、“読書に際しての心がけとしては、読まずにすます技術が非常に重要である”。読者の時間と金銭を奪う新刊の多読は無価値であり、それならば「良書」たる古典から学びを得るべきだ、と。雑にまとめれば、「新刊はクソ、とりあえず古典読んどけ」といった感じかしら。 乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫) posted with ヨメレバ 外山 滋比古 扶桑社 2016-09-29 Amazon Kindle 楽天ブックス 先日、そんなショウペンハウエル先生の著書『読書について』を読み終えたばかりのところに、パッと見まるで正反対に見えるタイトルの『乱読のセレンディピティ』を読みました。著者はベストセラー『思考の整理学』でおなじみ、外山滋比古*2さん。文中でこの書名が出てくるまでそうだと気づかず、「すっごいおもしろいこと書いてるけど、なんか口煩いおじいちゃんが書いたみたい」なんて

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    Masayan_W 2015/05/07
  • 感動!ラブコメ!SF!最近のおすすめ映画10選 - ぐるりみち。

    良い機会なので、この2、3年くらいのあいだに観た映画のなかで、特におすすめの作品をまとめてみました。 ※2017年のおすすめ作品はこちら アニメの劇場版が豊作!2017年のおすすめ映画14の感想まとめ スポンサーリンク 『最強のふたり』 基、大スクリーンではアニメくらいしか観ない自分が、珍しく映画館まで足を運んだ作品。そもそも、フランス映画を観たのが初めてかもしれない。 身体が不自由な富豪と、貧しい若者の交流を描いた作品――ということでお涙頂戴モノかと思いきや、全体的にはコメディ色が強いイメージ。コミカルなやり取りに笑い、時にハラハラし、小気味良く物語が展開し、最後はすっきりと終わる、後味の良い作品。“対等な関係”って、なんだろうね。 個人的には、何よりも「音楽」の使い方がうまいように感じた。自分の中では「サントラを聴いてその曲の流れていた場面を思い出せる作品は名作(映画、ドラマ、アニ

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    Masayan_W 2015/02/24
  • 「角川学芸出版」まとめ〜勉強したい社会人と大人のための出版社 - ぐるりみち。

    :::: 角川学芸出版 :::: 「角川学芸出版」というレーベルがある。KADOKAWAグループ全体の中では霞みがちですが、調べてみたら、結構おもしろそうなをたくさん取り扱っているんですよね。 角川学芸出版は、常に「温故知新」を胸に「思索」「創作」「学究」「研究」の成果を振興・育成し「現在の日そして次なる時代の日」に向けて「文化の芽」を意欲的に発信し、さらなる「日文化力」の向上に貢献できる出版社であることを志しています。 (角川学芸出版より) サイトのリード文にもこう書いてある通り、「学問」や「文化」にフォーカスした書籍の取り扱いが多いみたい。例えるなら、“大人向けの国語の教科書”とでも申しましょうか。過去に習った知識を発展させたような、それでいて「専門」とまではいかないような、程良い「勉強」や「入門書」。 さすがに数百冊の一覧を作る気は起きなかったので、個人的に気になる「勉強

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  • 忙しい人のための読書記録方法!Evernote、読書メーター、ブログを使おう - ぐるりみち。

    ──スキマ時間を利用すれば、を読むことはできるんです。 けれど、読書の中で感じたことや考えたこと、心動かされたことをまとめる時間がない。当はもっと、読書を通じて得られた経験を残しておきたいのに。共有したいのに。語りたいのに。 記事では、そんな人が手軽に取り組める「読書記録」の方法をまとめました。また、後半はブロガーさん向けの「書評記事」の書き方も掲載しています。 スポンサーリンク 気になった部分はささっとメモ or Evernoteにハイライト 「を読む時間はあるけれど、読書記録を付けるほどの余裕はない!」というときには、「とりあえず」の形でもメモを残しておくようにしましょう。 への書き込みを気にしないのであれば、文に線を引いたりコメントを加えたりしてもOK。スケジュール帳や専用のメモ帳にぱぱっとメモるのもいいですね。それすら難しい人は、気になった部分に付箋をペタペタ貼るだけで

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  • 池上さんが語るメディアの意義、文章の伝え方〜今月気になった話題(2015/1) - ぐるりみち。

    やっはろー!この「毎月のブックマークまとめ」記事も、今回で2年目に突入するそうです。月次の振り返り、続けてみるもんですね。その時期に何があったのか思い出せる。 そんなわけで2周目突入、「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。 社会・時事 「強い言葉」の使い方 内容に関しては思うところもあれど、ひとつの「読み物」として好き。ごちそうさまでした。/凡庸だとしても、“いろんな選択肢”が見えていない就活生が自殺に踏み切ってしまっている現状はあると思う。 「視聴者視点」「読者視点」は必須 広告作成側の意図としては「単なるネタ」なんだろうけど、何かを下げて笑いものにする“笑い”は余程うまくやらないと不快なだけということがよく分かる事例(その点、バランス感覚のある芸人さんはすごいと思う)。 生活 好きな日酒は寫楽です 日酒!いっぱい!!飲みたい!!! 非日常の中の「俺の空間」 見知らぬ土地

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    Masayan_W 2015/02/01
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