映画『星の子』の完成イベントで、 芦田愛菜さんが「信じる」について問われて、 その回答が秀逸だった。 「裏切られたって言う人がいるけれど、 それは相手の見えなかったところが見えただけ、 それも含めて相手なんだって思って受け止める、 そんな揺るがない自分がいるってことが『信じる』ってことだと思う」 続けて、 「揺るがない軸を持つことは難しい。 だから人は『信じる』と口にして理想にすがりたがる」 16歳でこんなことが言えるのか。 素直に感嘆した。 もはや「愛菜ちゃん」ではない。 「芦田愛菜さん」だ。 「人生を一度やり直している」 「本当は見た目の若すぎるおばあさんなんじゃないか」 「異世界から転生しているんじゃないか」 そう揶揄されるのも納得だ。 『星の子』 原作は今村夏子さんの小説だ。 私も半年ほど前に読んだ。 婚活で出会った女性とのデートで寄った本屋、 その最中に購入した本だ。 詳しくは控