愛知県内の市立中学校が管理していた生徒約250人の個人情報がインターネット上に流出し、誰でも見られる状態になっていたことが、市の教育委員会などへの取材でわかった。氏名や住所のほか、学力や障害、DV(ドメスティックバイオレンス)被害で住所を隠さなければならない家庭の住所など、プライバシー性が極めて高い情報も含まれていたという。 県警は、何者かがデータを持ち出すなどした可能性もあるとして、校内のネットのセキュリティー状態や、情報の流出経緯を調べている。 市教委などによると、流出した情報は日常の指導やクラス編成などに使うためのもので、生徒の氏名と生年月日、住所、電話番号のほか、性格や学力、友人とのトラブルやいじめの有無といった人間関係についても書かれていた。障害や病名も記載されていたという。 情報は第三者の目に触れないよ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。