■EUバローゾ委員長:「NATOのリビア介入は“道義的義務”だった」 2011年9月17日『アル=ハヤート』 【ヨハネスブルク:AFP】 欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長は、NATOのリビア介入を「道義上の義務」とみなして介入を擁護した。これは、昨日(16日)ヨハネスブルグで行われたネルソン・マンデラ財団での会合で同委員長に向けられた批判に反論する中でなされた発言である。 バローゾ委員長は、南アフリカ共和国のフレデリック・デクラーク元大統領および思想家である南アフリカ大学のナジャブル・ナディビリ教授と共に、ネルソン・マンデラ財団に迎えられた。 リビア問題はいまだに「非常に敏感な問題」であると見てとったバローゾ委員長は、逃亡中のムアンマル・カッザーフィーのことを示唆しつつ、指導者が国民の殺害に踏み切ったことが「非難を招いた」のであり、「我々には道徳上の義務がある」と強調せざるを得