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ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (13)

  • 松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』 - 紙屋研究所

    共産党は党首公選をやってはどうかということが話題になっている。 www3.nhk.or.jp news.yahoo.co.jp www.sankei.com www.yomiuri.co.jp その台風の目になっているのが松竹伸幸『シン・日共産党宣言』(文春新書)である。「ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」というサブタイトルの通り、党首公選を求めて党の防衛政策などの発展を訴えている。 実は松竹の書には、表現の自由での政策の対立をめぐり、ぼくの名前も出てきてびっくりする。 シン・日共産党宣言 ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由 (文春新書 1396) 作者:松竹 伸幸 文藝春秋 Amazon 党首公選をしたらいいではないか。これが書についてのぼくの結論である。 党首公選をやったほうがいい派に変わった理由 数年くらい前までは「やらないほうがいい」派であったが、「やったほう

    松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』 - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2023/02/13
    ウソを言ってはいけない。執行部が(ムリを承知で)松竹をパージしてるのは「パンドラの箱があく…」と恐れてるから。それはもちろん(防衛)戦争との絡みであって共産党政権になった暁には当然『国民皆兵』になる
  • 大きな枠組みに目を向けさせないようにする - 紙屋研究所

    なぜ「自分のできること」の範囲に限定するのか 娘(中1)が「環境新聞」というのを学校の宿題で作っていて、横から眺めていた。 温暖化について書いている。 「結論は自分ができることを書かないといけないんだ」と言って、ムダな電気を消すとかそういうことを書いていた。 その後授業参観で、クラスの壁に貼られた、クラスの生徒たちがそれぞれつくった「新聞」を見る機会があったが、温暖化だけでなく、ごみの減量とか、プラスチックごみの縮減とか、さまざまな環境問題についてまさに「自分ができること」で締めくくられていた。例外なく全て。徹底した指示・指導なのであろう。 なぜ「自分のできること」の範囲に限定するのだろうか。どうして「2030年に8%という低すぎる福岡市の再生可能エネルギー普及率の戦略を引き上げる」とか「プラスチック全般に拡大生産者責任を徹底する」とか、そういう「大きな話」を書いてはいけないのだろうか。*

    大きな枠組みに目を向けさせないようにする - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2020/11/14
    これは残念ながら(相変わらず)ポイントがズレてて「大衆運動」みたいなものをやりたければ(仮にムダであっても。ペットボトルのふた集めのような)どんなひとも参加できるきっかけ作りをすること自体には意味がある。
  • 松竹伸幸『慰安婦問題をこれで終わらせる。』 - 紙屋研究所

    このはひとことでいえば、慰安婦問題についての左翼による韓国批判である。日の右派がやる韓国批判では何の新鮮味もないだろうが、左翼、しかも「日帝国主義の植民地支配」と厳しく闘争してきた日共産党の元政策スタッフ(現在は退職している)がやる韓国批判なのだから、一度はのぞいてみたいと思わない方がおかしい。 シロウトの日国民にとっての慰安婦問題 いわゆる「慰安婦」問題は、「難しい」というのが第一印象である。定義やカテゴライズをよく知らないと発言できないような雰囲気がある。 たとえば 政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった という命題は正しいだろうか、正しくないだろうか。 「正しくない」が正解である。 なぜなら、インドネシアのジャワ島でのいわゆるスマラン事件中国・桂林での事件では、日側の公文書はなかったが、外国側の公文書(バタビア臨

    松竹伸幸『慰安婦問題をこれで終わらせる。』 - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2015/05/07
    共産党がこういうことを言い出すのは憲法改正反対を重要視してるから。「軍が無形の圧力をかけてたから(広義の)強制。植民地支配だから(広義の)強制」が通用するなら「憲法は押しつけられた」も正しくなってしまう
  • 左派は成長が嫌いか? - 紙屋研究所

    何で日の左派なひとは「成長」が嫌いか: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) (日の)左派って成長が嫌いなの? まず日の代表格的左派の一つである共産党はどうか。 大企業応援から くらし応援へ 日共産党の「成長戦略」 http://www.jcp.or.jp/tokusyu-10/10-syouhizei/02.html共産党版「成長戦略」 http://www.jcp.or.jp/tokusyu-10/05-jcp-qa/a010.html 志位さん「日共産党版“成長戦略” 」語る http://www.jcp-osaka.jp/2010/04/post_612.html はいー、ストップストップ。もういいです。もうお腹いっぱいです。 つい先日の共産党の中央委員会総会でも、日の現状を「成長が止まった例外国家」という規定をしているくらいだし、彼らの「消費税増税をし

    左派は成長が嫌いか? - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2013/02/13
    成長戦略が行き詰まった原因は『物が溢れたから』。昔の成長は『生産』が主体。今は『消費』(どうしたらもっと使って貰えるか)。左翼がバカなのは『景気対策や技術革新が成長に繋がる』という嘘を本気で信じてるから
  • 「頭がいい」とはどういうことか──貧困、学歴、無料塾 - 紙屋研究所

    ネット上で生活保護をめぐる話から親と子の関係の話に話題がとび、さらに「頭のよさ」についての話題にもなっているので、ぼくもちょっと書いてみる。 DQNの教育問題について、またはわたしもDQNであるということ - はてなの鴨澤 環境という足枷 - G.A.W. 「頭がいい」とはどういうことか。 これはちまたで「勉強できるやつが頭がいいとは限らない」という言葉で、「勉強ができる≠ 頭がいい」というふうに認識されている。ぼくもよく言われたよ。「あんた大学出てるのに、そんなこともできないの(知らないの)」。 じゃあ「頭がいい」って一体なんなんだ、ということになる。 二つの「頭のよさ」──(1)「学者的に頭がいい」 「頭がいい」には二つある。 一つは「学者的に頭がいい」ということ。 もう一つは「うちのオヤジ的に頭がいい」ということ。 結論から先にいえば、前者は概念を体系化できる能力であり、後者は目的を

    「頭がいい」とはどういうことか──貧困、学歴、無料塾 - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2012/05/30
    あんなに「社会正義」とかほざいてた連中が「不正はなかった」とマフィア(彼らほど人権wに遠い存在もない)の味方をしてる現状を鑑みるとやはりバカにつける薬はないし貧乏人は常に騙されると解る。これも机上の空論
  • 湯浅誠の声明とインタビューへの違和感 - 紙屋研究所

    湯浅誠が内閣府参与辞任について述べた言葉や、 湯浅誠からのお知らせ: 【お知らせ】内閣府参与辞任について(19:30改訂、確定版) それをめぐって受けたインタビューに違和感がある。 特集ワイド:内閣府参与を辞任、湯浅誠さん 「入って」みたら見えたこと - 毎日jp(毎日新聞) もともとの意図を考えるとうなずけるものはある もともと、湯浅の辞任の言葉は誰に、どんなつもりで言った言葉なのかを考えながら読むといいと思うのだが、まず彼が内閣府参与になったことで政府の犬になったとか、梁山泊の末路状態みたいな受け取られ方をしたことに対して向けられた言葉ではないかと感じる。 湯浅が自分の掲げた要求や理想モデルのために、政府に参画すること自体は、十分にありうることだと思う。ぼくのような左翼だって、自分たちの言っていることを実現するために、部分入閣するなんて有り得る話だし、中央政府だけでなく、地方政治でもい

    湯浅誠の声明とインタビューへの違和感 - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2012/04/02
    違う。問題は「なぜ湯浅は自分を政府の犬と名指す様な人間を読者として想定せざるを得なかったか」。そんな他者を求めるのは自身が犬になりきれなかった罪悪感から。これは懲罰パラノイア(俺を殺してくれ)という病気
  • 東浩紀『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』 - 紙屋研究所

    「オルタ」という雑誌で東浩紀の「民主主義2.0」について書いたことがある(2009年11-12月号「メディアから時代を読む #9」)。 そのときまだ茫洋としていた問題について、ぼくは批判や疑問を書き連ねたが、定義づけや具体案をふくめ、これらのぼやけていたものは東の近著『一般意志2.0』で一定の輪郭を与えられることになった。 先にぼく流にざっくりと中身をまとめてみよう。 ルソーの「一般意志」は、あるアルゴリズムにしたがって生まれてくるグーグルのページランクみたいなもので、人々の無意識のデータベース*1から抽出されてくる数学的な結論のようなものである。*2 しかしそのような一般意志は大衆の欲望の集積であり(グーグル型民主主義)、それで政治を運営するのは危険。専門家や政治家たちの熟議(ミクシィ型民主主義)と相補的に用いるべき。民主主義2.0(=ツイッター型民主主義=グーグル型民主主義+ミクシィ型

    東浩紀『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』 - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2012/01/20
    間違ってる。肝心の作者にそもそも意志というに足る意志がなかった(東くんは意志薄弱)のが問題なのだから。ゆとり世代はブログ主が言及する(居酒屋)レベルにすら達してない。「ゆとりはサイバーパンク」と書いた通り
  • 井上純一『中国嫁日記』 - 紙屋研究所

    週刊「プレイボーイ」の2011年9月19日号の「この漫画がパネェ!!」のコーナーで井上純一『中国嫁日記』のレビューを書いた。 『中国嫁日記』は、40代オタク男・井上が20代の美人(と思われる)中国人女性・月(ゆえ)と結婚し、その結婚生活を4コマ漫画にしたものである。ブログで人気を博したので書籍化されたものだ。 なんでウケてるのかってことなんだけど、結婚という異文化衝突・交流があってだな……という要素はもちろんある。特に国際結婚だから、その異文化衝突という側面が極端なまでに強調されている。 味噌汁に香菜を入れてものすごく生臭くなるけど、月は当然という顔をしているとか、肉じゃがセットを「炒め物」と勘違いして炒めたがものすごくうまかったとかそういうやつ。 しかし、実際、上のように書いてみてもわかるとおり、その異文化衝突の事実自体はそんな「大人気ブログ」になるような中身でもない。むしろ「はあ……

    井上純一『中国嫁日記』 - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2011/11/05
    中途半端。恋愛とは「…は実は中国で普通」だけでなく「…は世間ではこうだが実は私達(あの人)は違う」というステレオタイプと『私達』間のギャップの感情。嫁はファンタジーだけでなく愛の本質を解りやすく説いてる
  • オカンはデマを真に受けるかなあ? - 紙屋研究所

    なぜ、オカンはデマを真に受けるのだろう - kobeniの日記 すなわち、オカン世代は今回の震災でデマにおどらされやすかったというのがこの記事を書いたブロガー(kobeni)の実感であり、その原因はオカン世代は「国家・政治家を信用せず、自分の信じられるネットワークを簡単に信じる」が、その子ども世代は「誰も信用していない」ので、たえずネットなどで補正をしていく、という趣旨だ。 この記事を読んでただちに頭に浮かぶのは、「影響されやすい同世代もいること」「影響されないオカン世代もいること」という、あまりにもありふれた反証的事実だ。 このまえ、うちの保育園のクラスのMLで、節電を呼びかけるチェーンメールを下敷きにしたメールがまわってきた。職場の同僚にこの話をしたところ、同僚の子どもが通う別の保育園でも、別の種類のチェーンメールがまわってきたという。 ぼくは出ていないのだが、クラスの「母ちゃん会」が

    オカンはデマを真に受けるかなあ? - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2011/03/25
    つ【なぜバカ左翼はkobeniごときを真に受け、わざわざマジレスせねばならないのか】ww左翼が巨悪を撃つのを諦め小姑みたいに振舞い始めたら時代は全体主義の証拠。この「デマにマジギレ」は代替医療批判の構図と同じ
  • こういう人のもとでは働きたくないなあ - 紙屋研究所

    2月22日に福岡国際会議場で新卒者むけの「会社合同説明会」があって、福岡市の高島宗一郎市長が、福岡市役所への就職希望者にむけて講演をした。なぜかそれを聞くハメになり、聞いた。*1 高島市長はこの10月に自民・公明の応援で当選した、KBCのアナウンサー出身の36歳だ。ちなみに祖父は豊後高田市の市長、父もアナウンサーである。 福岡市に就職してもらうためにトップとして話をするはずの企画なんだろうけど、講演の大半は自分が放送局に受かりまくった体験にもとづく「就職活動セミナー」みたいな話になっていた。 一番の努力の無意味さ この中で一番になる努力をしている人は? (だれも手を挙げない) いないの? 君らには落ちても悔しがる権利はないよ。 他の都市の連中に絶対負けるな。 俺はキー局(の就職試験)は通らんやった。だから(面接での受け答えの)展開を変えることを試みた。ブラッシュアップさせた。5社で3回、計

    こういう人のもとでは働きたくないなあ - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2011/03/07
    アナウンサーとは訛り方言丸だしだが外ヅラだけはいい田舎の良家の子女が必死になって標準語で政府広報を読む技を全国で競い合う仕事(久米宏等は例外的存在)。仕事の本質が「無内容な量的努力(言語矯正、出目隠蔽)」
  • 「カレー無料法」の馬鹿馬鹿しさは比喩の馬鹿馬鹿しさだ - 紙屋研究所

    もしも「カレー無料法」ができたら - モジログ あまりの馬鹿馬鹿しさにソーシャルブックマークでコメントしてしまったが、さらに驚くのはこの劣悪きわまる比喩をわかりやすいだの素晴らしいだのと手放しで賞賛している人がけっこういることだ。 そりゃ、穴だらけの比喩だろうけれど、それにみんなが感嘆するのは「あるあるwww」って思うからだよ。そして、システムを運用するコストに対する意識とか、国民に欠落していることが書かれている。(bizarre_sprout) というコメントが端的にそのナイーブさを告白している。 「規制や補助金や監督官庁の存在が甚大な非効率と無駄を生む」というロジックだけとりだせば、それに共感する人がいるのは何も不思議なことではない。問題はカレーの比喩がそのロジックを浮かび上がらせるのに役立っているのか、マイナスになっているのか、ということだ。 ここで起きていることは、「規制や補助金や

    「カレー無料法」の馬鹿馬鹿しさは比喩の馬鹿馬鹿しさだ - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2011/03/01
    間違ってる。あれは比喩でなく「方便(鳩山発言)」。あの記事がよく出来てるのは民主党の社会主義政策の論理で新自由主義を語ってるから。ブログ主がここまでマジギレするのは修正左翼思想の欺瞞が顕わにされてるから
  • 自衛隊は暴力装置ではないかどうかという話 - 紙屋研究所

    もう話題の賞味期限が切れつつあるが、こんな大事な問題を消費なんかしちゃいけないんだ!(キリッ 仙石官房長官の「暴力装置」発言が波紋を広げ、ものすごい明後日の方向へ波紋が広がっているのはネットの一部。 もうとんでもなく論点が拡散しているんだけど、なかでもfinalventが持ち出した自衛隊は暴力装置ではない、という論点は、「心底どうでもいい」扱いをうけている。 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/11/post-7cd1.html http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/11/post-669f.html http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20101120/1290323266 http://d.hatena.ne.jp/final

    自衛隊は暴力装置ではないかどうかという話 - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2010/11/24
    仙谷発言が炎上し(過去同様の発言を自民党がしてたにも関わらず)本人が謝罪したのは、仙谷自身が誤った認識(国家は単なる支配の道具)のまま、今は(一般から見ると)自身がその支配階級の立場にいる矛盾に気づいたから
  • 左翼の定義 - 紙屋研究所

    この記事について。 世界を上下に分けて下に味方するのが左翼、世界をウチとソトに分けてウチに味方するのが右翼 - Zopeジャンキー日記http://mojix.org/2010/10/15/matsuo-uyosayo ぼくは公言している通り左翼である。 左翼とは何か、とよく問われる。 左翼・右翼は元来「相対的な意味」しかない しかし、Yahoo!百科事典(小学館『日大百科全書』)で「他の多くの政治的用語がそうであるように、右翼ということばも多義的であり、対立概念の左翼と同様、元来、相対的な意味しかもたないゆえに、厳密な定義を行うことは困難である」(西田毅)、「対立概念の右翼と同様、元来、相対的意味しかもたず、その時の政治状況や右翼が何をさすかで決まる」(加藤哲郎)と書かれているように、ここに固定された絶対的な意味を求め、万人の認める定義づけをすること自体が空しい作業だといえる。 よく言

    左翼の定義 - 紙屋研究所
    Midas
    Midas 2010/10/16
    ブログ主は間違ってる。あの図式の元ネタは人類学「この円形集落を形成している民族に自分たちをどう認識してるか尋ねると貧民は円を半分に割る線を引き富者は同心円を2つ重ねた(http://bit.ly/dinFrI)」決して誤りではない
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