2020年春、イケアの新店舗が原宿駅前にオープンする。広さは通常の店の10分の1程度。なぜこのタイミングで都市部に「狭小店」を出すのか。流通アナリストの渡辺広明さんは「ライバルのニトリをはじめ、郊外型店舗の都市回帰が進んでいる。狙いはネット通販の客の取り込みだ」と説明する――。 初の東京23区内出店 2020年春、原宿駅から徒歩1分の複合ビルに、家具量販店「イケア」の新店舗がオープンする。 イケアは現在、日本国内で9店舗を展開している。いずれも都市部からは離れた郊外に建てられており、客は車やシャトルバスで店舗を訪れ、広々とした店内を回遊して商品を探す。郊外型大型店の代名詞的存在だったイケアにとって、これが初の東京23区内への出店となる予定だ。 店舗面積は2500平方メートルになるとされており、既存店でもっとも広い新三郷店(埼玉県三郷市/2万5725平方メートル)の10分の1程度。そのほかの
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