佐村河内守という人の作った曲が、世間で大きな話題になっていることについて、昨年の夏に一文を書いたことがある( →こちら)。私自身はその価値がよく分からない、マスコミの報道や演奏会のマネージメントの仕方には怪しいものを感じる、ということを書いたに過ぎず、佐村河内氏自身や音楽を批判したわけではない。もちろん、彼の曲をすばらしいと言う人をバカにしたつもりもない。だが、そう感じた人もいたらしいので、佐村河内ファンの逆鱗に触れたら危ないから記事を削除しようかな、と迷いながら、状況が悪化しないのをいいことに、そのまま半年が過ぎてしまった。 そうしたところ、今日になって、彼が書いたことになっていた作品(全てかどうかは?)が、別の人によって書かれたものであったことが明らかになった。現在の世の中における情報の拡散というのは恐ろしいもので、朝の時点で既に、私の記事を評価するコメントが入り、ブログへのアクセスが