非同期どころかexecuteInBackgound:はメインスレッドで動作してしまうのでexecuteInBackgound:の意味が無い。 次回はこの肝心要の非同期処理=別スレッドでの処理実行と他の処理との同期を実装していこう。 Objective-C、iOS上でのスレッドによる非同期処理はいくつかの世代があるが、今回はGrand Central Dispatch(以降GCD)による物を使うことにした。 理由は簡単でGCDは「最も新しく」「最も効果的で」「最も簡単に」マルチスレッド処理を記述できるからだ。 マルチスレッドによる非同期処理をいろいろな言語で書いて来たが、スレッドが一本増えるとそれだけでプログラミングは途端に面倒になるし処理効率も下がってしまう。それはスレッドという流れがブロックしない処理を扱うことは勿論だが、もう一つGUIアプリケーションの場合非同期処理が実行されるスレッド