原中会長,久日本医学会長 ホメオパシーへの対応について見解示す 原中勝征会長は,八月二十五日,久史麿日本医学会長とともに会見を行い,金澤一郎日本学術会議会長が二十四日付で示したホメオパシーの科学的効果を否定する見解を全面的に支持する考えを表明した. ホメオパシーは,ドイツ人医師ハーネマン氏が始めたもので,レメディー(治療薬)と呼ばれる「ある種の水」を含ませた砂糖玉が,あらゆる病気を治療出来ると称するものであり,最近ではその治療法による死亡例も確認されていた. 会見では,まず,原中会長が,「ホメオパシーについては,最近いろいろな問題が起きており,新興宗教のように広がりを見せた場合,大きな問題になることへの危機感があった.国民への注意喚起の意味もあり,本日は会見を行うこととした」と,会見を行うに至った理由を説明. 引き続き,久日本医学会長が,(一)日本学術会議から,日本医学会でもホメオパシーの