概要 Lisp・関数型プログラミングのメリットとは何か――副作用のないプログラミングがまず挙げられます。これでバグが圧倒的に少なくなります。さらにはコードの再利用がしやすいこと、並列処理が得意であるということも。それだけではありません。動的な型付けも特徴ですし、ラムダ計算もクロージャも、さらにはオブジェクト指向までできます。数十年の時を越えて現代にも通用する普遍的なアイデアがLispにはあります。本書はさまざまなLispプログラム(ハノイの塔、エイトクイーン、オンライン書店など)を解説し、さらにリファクタリングまでいっきに学びます。本書で関数型プログラミングのエッセンスを得ることができます。 著者の一言 本書では関数型プログラミングを学ぶために、関数型プログラミングとは何か、なぜ今それを勧めるのか、なぜそれが難しいと思われているのかから始めました。そして副作用のないプログラムこそ関数型プロ

