私立浜松日体高校(静岡県浜松市東区、松田清孝校長)の男子バレーボール部監督の男性教諭(41)が15日、男子部員の頬をたたく体罰をしていた問題で、同校は17日、教諭が2012年5月にも当時3年の男子部員1人を平手打ちしていたことを明かした。 文部科学省が実施した体罰の実態調査を受け、教諭が今年2月に申告していた。 塩沢敏隆教頭によると、体罰は、12年5月の連休中、遠征先の大阪府内の高校体育館で行われた。 また、今月11日のバレー部の練習中には教諭が体育館の壁を複数回、プラスチック製バットでたたく様子も確認されており、教諭は「生徒はたたけないので、やり場のないときに気持ちを抑えるためにやった」と認め、過去にも数回、同様の行為を行っていたと説明したという。 同校は17日、全校生徒に事実関係を報告。同日夜にはバレー部員の保護者に経緯を説明し、謝罪した。塩沢教頭によると、参加した35人の保護者の大半