引越し遍歴パートⅡ 2018年に「上京して10年で引越しを6回した」というブログを書いた。 月日は流れ、あれから6年…さらに2回の引越しをした。ホテル暮らしも含めると3回かもしれない。 前回の記事では主に神奈川〜千葉〜東京の引越し事情を書いた。関東の浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでいたに過…
![【海難記】 Wrecked on the Sea](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)
・杉田敦『境界線の政治学』(岩波書店、2005年)の研究会@早稲田大学 の続き(完)。 研究会では、この杉田氏の著書に対して、谷澤氏から以下のような問題が提起された。 【谷澤氏のコメント】 谷澤正嗣 「杉田敦という境界線――杉田/非杉田の二分法は越えられるか」 ・「杉田的なるもの」……自明-自然であることへの問い直し「ポスト・モダン」的批判の身振り。 ・「非杉田的なるもの」…… ウォルツァー的な「境界線」を曖昧にすることへの批判;「あれかこれか」を決断する身振り。 ・杉田氏の身振りがこうした両義性を帯びていること、そのことの意味。その「境界」を越えることは可能か。 ・ウォルツァーと杉田氏との差異について……ウォルツァーが「境界線を曖昧にする」ことによって「境界線自体を守ろう」とするのに対して、杉田氏が「境界線を注視する」ことにより「境界線の恣意性・可変性を指摘」するのが可能であること。 ・
革命についてposted with amazlet on 07.03.01ハンナ アレント Hannah Arendt 志水速雄 筑摩書房 (1995/06) 売り上げランキング: 100470 Amazon.co.jp で詳細を見る 「なんとなく現象学」という読書の道を諦めて、読み出したのがハンナ・アーレントの『革命について』――これは「アメリカ革命*1」と「フランス革命」の比較が試みられている大著である。この本を手に取ったのは、1年ぐらいアドルノ(およびホルクハイマー)を読んでいたら自然と「暴力」について考えてみたくなったからである(こういうのは性格に起因していると思うんだけど、私はそういう風にテーマをもっておかないと上手く思想の本など読めない)。 2つの革命の比較に入る前に、アーレントは革命の意味について議論をしている。そこで彼女は「革命家が目指すものは自由である」と定義するのだが、
started on 17, Dec., 1998// → 1998年度知識情報論に戻る ニューエイジ運動とは? ◎ ヒッピー運動とアクエリアス……先のパートの末尾に、1970年代におけるオールターナティヴ知識論の時代背景として、1960年代の米国で公民権運動、ヴェトナム反戦運動と並ぶ対抗文化(カウンターカルチャー)運動であったヒッピー・ムーヴメントを指摘していた。これらの対抗文化運動のうち、とくにヒッピー・ムーヴメントは、反産業社会、反科学−都市文明の方向性を有し、都市から離れた場所でコミューンを形成する文化実験という趣を持っていた(例:反ハリウッドの「ニューシネマ」として60年代末に作られた映画『イージーライダー』←二人の主人公は、髭や長髪のような外見が米国の若者らしくないという以外にはとくに理由もなく、深南部の保守的な初老男に撃ち殺されてしまう!)。また、ヒッピーたちは、東洋的なも
特別展示 都市 − ヱドキリエズ 会期:2024年3月6日[水]~2024年6月2日[日] 休館日: 月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、 開館時間:11:00~18:00(金・土は20:00まで) 会場:インターメディアテク 住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2/3F 入館料:無料 特別公開 モース日本陶器抄 – 東京大学コレクションから 会期:2023年11月21日[火]~ 休館日: 月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)、 開館時間:11:00~18:00(金・土は20:00まで) 会場:インターメディアテク 住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2/3F 入館料:無料 東京大学総合研究博物館コレクション スクールモバイルミュージアム バイオミネラル 会期:2023年10月24日[水]~2024年3月30日[土] 休館日: 日曜日・祝日 開館時間: 9:0
1993年に東京書籍から『サバービアの憂鬱』という本を出しました。 これは、アメリカのサバービア(郊外住宅地)の戦後から現代に至る発展過程や、家族と個人、ライフスタイル、政治や人種問題との関係などをめぐる諸問題を、映画、小説、ノンフィクション、音楽、写真やその他のアートなどを通して検証する本でした。 本の評判は悪くなかったのですが、残念ながらそれがセールスに結びつかず、現在は絶版になっています。 ここでは、その『サバービアの憂鬱』の全文、およびその他のサバービアに関連する文章を公開しています。ぜひお読みください。 【続報! 2023/01/19】 角川新書の1冊として復刊になります。3月10日発売予定です。詳細については、筆者ブログの記事「『サバービアの憂鬱』復刊決定のお知らせ」をお読みください。 【速報! 2022/12/28】 『サバービアの憂鬱』の復刊が決定いたしました。発売日などの
日本学術振興会 人文・社会科学振興のためのプロジェクト研究事業V-3 「文学・芸術の社会的媒介機能」 文学・芸術の社会的統合機能の研究 Literature, Art and Community トップページへ LACシンポジウム 関連シンポジウム 関連セミナー 場所 東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム1 (京王井の頭線 駒場東大前駅下車 徒歩3分) 参加費無料 事前登録不要(どなたでもご参加できます) 発表者 ・國枝孝弘(慶應義塾大学) « Une maxime générale » peut-elle être tirée d'une expérience unique ? : la mise à l'épreuve de la théorie de T.Todorov à travers quelques figures lit
Welcome 比較文明学とは、哲学を基盤に、精神・社会・歴史・文化を扱う諸学問の手法を融合し、近代文明の軌跡と人間性との関係について研究を行なう分野です。「人間」はどのように変わってきたのか、また今後、どのような未来へ向かうのかを考えます。 NEWS 2022.9.15 9月17日(土)カルチュラル・スタディーズ学会(成城大学)で、研究室院生の客本敦成君が発表をします。「死、普遍性、そして女性――アレンカ・ジュパンチッチの女性論について」。個人発表タイムテーブル イベント情報 2022.7.29 7月29日(土)万博記念公園 Living Parkで、学期末のゼミ・バーベキューを行いました。楽しかったです!リビング・パーク 2022.6.27 7月3日(日)京都ヘーゲル毒書會・令和四年度夏期硏究例會において、高橋一行氏(明治大学)の研究発表「S. ジジェクはヘーゲルをどう読んでいるか」に
プロレタリウス──ローマ帝国の版図において、プローレー(子供)以外に国家に差し出すものを持たない貧民のこと。プロレタリアの語源である。 つまりわれら(って誰?)単身かつアセクシャルの貧民はプロレタリウス─プロレタリア未満なのだ。プレカリアート(不安定なプロレタリアートって同義反復だよなあ)ならまだしも、種の再生産にも貢献しない死滅へと向かう階級、それがわれわれの偽りなき姿だ。一時的な「共にある」ことがわれわれの唯一最大の態様にして武器だが、それは「共に平等に死んでしまう」(=ついには「共にならない」)ことを予め包含している。慌てなくとも平等の時間はやがてくる。 さらにいえば、一皮むけば皆同じであるはずの骸骨・髑髏こそが、この死滅するしかないプロレタリウス未満階級、あるいは階級形成に関与しないミソッカスに共通するただ一つのイコンである。聖プレカリアートだのマリアだの、無意味という贅沢で虚
目次 はじめに 読者に対する心がけ 誰がその文章を読むのかを考えよう 読者は何を知っているかを考えよう 読者がどんな感じを受けるかを考えよう 読者と対話する気持ちになろう 自分に対する心がけ 書こうとせず、読もうとしよう 読もうとせず、読みはじめようとしよう 何でも書いていいんだよ 惜しげなく人に与えよう 人からのものには敬意を払おう 魔法の呪文は毎回発見しよう まず自分がよく理解しよう 知識を誇るために書くのをやめよう その他の心がけ 言葉についての心がけ 長い文は注意して使おう 書いたものは必ず読み直そう 適切な例を示そう 言い換えの練習をしよう 8割でよしとしよう すべてを動員しよう その他の心がけ 環境についての心がけ 人の「気」を意識しよう 頑丈で軽い文章作成のツールを使おう その他の心がけ 編集者に対する心がけ 助言はよく聞こう 自分の状況を正しく伝えよう 感謝の気持ちを忘れな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く