――2012、2013年ともに「日本一残酷な、歓喜の一戦」というキャッチフレーズでした。 「そう、まさにその言葉通りの結果となりました。やはりジェフは『オリジナル10』のひとつですから、我々応援する者にとってもJ1でなければという想いが強かった。大分との決勝のときもJ1に行くものだという確信を抱いていたし、もしかしたら試合の途中から昇格が決まったあとのストーリーを考え始めていたひともいたかもしれない。夢を描いていたからなおさら、そう簡単に昇格できるものではないということを痛感させられた戦いでした」 ――今年のキャッチフレーズは「夢と絶望の90分」に変わりました。 「この大会はとかく残酷な面が際立つ印象がありますが、近い勝点のチーム同士が戦う一発勝負、どちらにもチャンスがあり、つまりどちらも夢を描くことができる。すごくいい表現だなと思います」 ――まさしく決勝でその一発勝負に臨む千葉の現状に
