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ブックマーク / www.cinra.net (9)

  • 「ドイツ人目線」で読んだ小説『関心領域』の特異性とは?文筆家マライ・メントラインが紐解く | CINRA

    メイン画像:©Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved. 小説『関心領域』を通例の文脈で「あの映画の原作」と紹介するのにはいささか抵抗がある。というのも、特に日では、公開当初から凄まじい訴求力を見せた映画版(ジョナサン・グレイザー監督)の存在感が大きく、隠喩に満ちたその内容の「解題」を求める意図で書を手にする人が多いと予測され、その場合、キャラ構築や舞台設定など多岐にわたる差異により、読者が面らうこと必至だからだ。 ありていにいえば『関心領域』とは、ナチス第三帝国に関する、ある「共通命題」を突く文芸作品と映像作品のユニット的名称である。双方、観念的な因果関

    「ドイツ人目線」で読んだ小説『関心領域』の特異性とは?文筆家マライ・メントラインが紐解く | CINRA
    MrBushido
    MrBushido 2024/07/29
  • 鈴木亮平『シティーハンター』インタビュー。「令和の観客」に愛されるためにアップデートしたこと | CINRA

    北条司による人気漫画を実写化したNetflixのオリジナル映画『シティーハンター』の配信が始まり、Netflix週間グローバルTOP10で初登場1位を獲得するなど反響を呼んでいる。主人公・冴羽獠を務めたのは、作の熱烈なファンでもあり、長年にわたって冴羽獠を演じることを望んでいたという鈴木亮平だ。 配信後初となるインタビューで、並々ならぬ思いを込めた作に参加した感想を聞いた。 『シティーハンター』予告編 / 物語の主人公・冴羽獠は、東京・新宿を拠点にし、裏社会での様々なトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)。無類の美女好きで、美女に出会うとタガが外れてしまうが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する。そんなクールでおバカでもっこりの “冴羽獠” を演じるのは鈴木亮平、ヒロイン “槇村香” 役は森田望智、獠の相棒である “槇村秀幸

    鈴木亮平『シティーハンター』インタビュー。「令和の観客」に愛されるためにアップデートしたこと | CINRA
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    MrBushido 2024/06/13
  • ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA

    「原子爆弾の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』の日での劇場公開をめぐり、注目が集まっている。クリストファー・ノーランが脚・監督を務め、全米での封切り以降高い評価を受けているが、日では公開日が決まっておらず、10月28日時点で一切の宣伝がされていない。 日公開をめぐる現状はどうなっているのか。関係者への取材を通して得た情報や、作が公開されることの意義について、ライターの稲垣貴俊氏が執筆する。 2023年に世界的ヒットを記録した一映画が、日では劇場公開されないままとなってしまうかもしれない――。『ダークナイト』3部作などの人気監督クリストファー・ノーランによる最新作、「原子爆弾の父」こと理論物理学者のロバート・オッペンハイマーを描いた伝記映画『オッペンハイマー(原題)』が話題だ。 作はオッペンハイマーの学生時代から、原爆開発(マンハ

    ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA
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    MrBushido 2023/11/05
  • 映画祭の役割は賞だけじゃない。押井守監督がほぼノンストップで語るアニメ文化の継承と業界の問題点 | CINRA

    今年から、『新潟国際アニメーション映画祭』が開催される。映画祭の特徴は、これまで、公の場ではあまり批評の対象とされてこなかったエンターテイメント作品も取り上げている点だ。「商業」「アート」の垣根なく作品を評価し、アニメ文化を守り継いでいくために開催される映画祭。第1回目の審査員長を務めるのが、1970年代からアニメ業界で作品をつくり続けている押井守氏だ。今回は、幸運なことに押井氏にインタビューする機会を得て、アニメ業界への課題感や映画祭の意義についてうかがった。 撮影込み30分という限られた取材時間のなか、押井監督はひとつの質問に対してほぼノンストップで語り続け、60分インタビュー並の分量に。その発言内容にはアニメ業界に対する厳しい意見も多分に含まれているが、そうした言葉の根底にあるのは、スタッフが心血を注ぎ込んで作品をつくっていることに対するたしかなリスペクトと、その仕事が報われてほ

    映画祭の役割は賞だけじゃない。押井守監督がほぼノンストップで語るアニメ文化の継承と業界の問題点 | CINRA
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    MrBushido 2023/04/22
  • あの高校生テクノユニットはいま。LAUSBUBが大学生になって語る、音楽的関心、制作環境、将来の展望 | CINRA

    2021年初頭、Twitter上で大きな話題を集めた高校生テクノユニットを覚えているだろうか。 中学時代、YouTubeで見たYellow Magic Orchestraのミュージックビデオに衝撃を受けた岩井莉子と、その高校時代の友人である高橋芽以によって結成されたLAUSBUB。格的な音楽活動期間は1年ほどだったにも関わらず、オリジナル楽曲“Telefon”はSoundCloudの全世界ウィークリーチャート1位を記録した。 コロナ禍の受験期を乗り越え、2003年生まれのふたりは晴れて大学生となり、キャリア初となるCD作品『M.I.D. The First Annual Report of LAUSBUB』を11月16日リリースした。作に収録されている細野晴臣“Sports Men”のカバーがまず目をひくが、今年8月にふたりは細野のラジオに出演し、LAUSBUBの音楽に大きな影響を与え

    あの高校生テクノユニットはいま。LAUSBUBが大学生になって語る、音楽的関心、制作環境、将来の展望 | CINRA
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    MrBushido 2022/12/11
  • 中田ヤスタカが、世界の音楽シーンから見た邦楽の今後を語る | CINRA

    中田ヤスタカが初のソロアルバム『Digital Native』を発表した。映画『何者』の主題歌“NANIMONO(feat.米津玄師)”や、“Crazy Crazy(feat.Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)”、『ULTRA MUSIC FESTIVAL』の公式アンセム“Love Don't Lie(Uitra Music Festival Anthem)(feat.ROSII)”など、コラボレーションやタイアップ楽曲を数多く含んだ内容は、いわゆる「作品集」のように見えなくもない。しかし、作の背景には中田が常々語っていた「もっと作り手にスポットが当たってほしい」という強い想いがあり、能動的に「今作りたくて作った」という、正真正銘のソロアルバムだと言っていい。 そして、非常に印象的なのが『Digital Native』というタイトルだ。現在38歳の中田はもちろ

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    MrBushido 2018/03/02
  • 国内6つ目の国立美術館「国立映画アーカイブ」、4月誕生 | CINRA

    東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターが、4月に「国立映画アーカイブ」として独立。東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館と並ぶ、独立行政法人国立美術館の6番目の組織として生まれ変わる。日2月6日に設置記者会見が行なわれた。 東京国立近代美術館フィルムセンターは、1952年の国立近代美術館設置時にフィルム・ライブラリーとして発足。1970年に京橋でフィルムセンターとして開館した。現在は相模原にも分館を持ち、8万に近い映画フィルムやそれぞれ4万冊を超える映画関連資料、シナリオなどを収蔵している。 「国立映画アーカイブ」設置記者会見の様子 左から:東京国立近代美術館フィルムセンター主幹・とちぎあきら、先付け映像を制作した山村浩二、ロゴをデザインした鈴木一誌、東京国立近代美術館館長・神代浩、独立行政法人国立美術館理事長・柳原正樹 日唯一の

    国内6つ目の国立美術館「国立映画アーカイブ」、4月誕生 | CINRA
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    MrBushido 2018/02/08
  • 2016年に一番愛された作品は? カルチャーランキングを発表 | CINRA

    2016年も残すところあとわずか。CINRA.NETでは今回初めて、読者のみなさんの力をお借りして、音楽映画、アート、ステージ、書籍の5ジャンルの年間ランキングを作りました。社会情勢が激動し、コンテンツ / カルチャー産業も大きな変化を求められている今だからこそ、既存の枠組みにとらわれず、より刺激的で創造性豊かな作品が生まれやすい時代です。そうしたなかで、様々なジャンルを横断的に楽しんでいるCINRA.NETの読者が作り上げたランキングは、売上ランキングとも、専門メディアのランキングとも違う、独自性の強い内容になりました。難し過ぎず、簡単過ぎず、やさしくて深い作品たち。各ジャンルの入門編にも最適な2016年のランキングをどうぞ。 2016年ランキング 音楽 / 映画 / アート / 演劇 / 書籍 【音楽編】世界的なトレンドをおさえる若手の台頭と、日音楽シーンを代表する大物の活躍 1

    2016年に一番愛された作品は? カルチャーランキングを発表 | CINRA
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    MrBushido 2018/01/24
  • 2017年年間ランキング発表 読者が選んだ各ジャンルのベスト10は? | CINRA

    波乱続きの社会情勢だった2017年も、もう間もなく終わろうとしています。CINRA.NETでは昨年から引き続き、読者のみなさんのお力をお借りして、音楽映画、アート、ステージ、書籍の5ジャンルの年間ランキングを発表します。気になる結果は、巷の売上ランキングでも、専門メディアのランキングとも違う、CINRA.NETならではのものになりました。是非このランキングを見ながら、みなさんの2017年を振返っていただけたら幸いです。 2017年ランキング 音楽 / 映画 / アート / 演劇 / 書籍 【音楽編】時流をねじ伏せるほどの完成度、強固な作品性を有する作品がランクイン 文:山元翔一、川浦慧 10位 Bjork『Utopia』 Bjork『Utopia』ジャケット(Amazonで見る) 11月にリリースされたばかりのBjorkの新作が10位にランクイン。BjorkとArcaという美しくも狂気的

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    MrBushido
    MrBushido 2018/01/24
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