心が可視化できる!?そんな夢のようなツールを開発したのが石丸翔也さん(24歳)だ。現在、ドイツ人工知能研究センターで勤務中。国内では未踏スーパークリエータにも認定された。どんな思いで開発を?どうテクノロジーと向き合っている?その考え方に迫った。 心を可視化する?!心温計を開発した石丸翔也 日々の行動ログをもとに心の状態を定量化し、体温計のように手軽に可視化する。 そんな新しい概念を具現化したツールが「心温計」だ。歩数・心拍数といった身体的な行動量だけでなく、読書や会話といった認知的・社会的な行動量をも測定。それらの多面的なデータに基づいて心の状態を推定する。 心温計の概要ページより この「心温計」を企画・開発したのが石丸翔也氏だ。発表されたのは、IT分野で突出した人材を発掘・育成する未踏事業(※)。そこで彼は「スーパークリエータ」、つまり"より優れた"IT人材として認定されたのだ。 石丸氏