焼きそばに専門店があるのをご存じだろうか? 昨今、第四次焼きそばブームと言われ、食材などにこだわりをもった一部のお店で行列も出来るようになった。しかしまだ、多くの人は焼きそばというと、縁日の屋台や観光地の売店で数百円で食べられるオヤツ程度に思ってはいないだろうか。 実はご当地B級グルメがブームとなる以前から、大分県日田市には「想夫恋(そうふれん)」という焼きそば専門店が存在し、今や50店舗も展開する一大勢力となっている。 その「想夫恋」で修行し、東京でさらに進化した両面焼きそばを提供するお店が「あぺたいと」だ。 創業は1988年。都内・板橋区の新高島平に本店を置き、そこから巣立った店が都内中心に数店舗広がりを見せている。 これまで、『メシ通』において筆者はさまざまな町中華を取り上げてきたが、町中華の数あるメニューの1つとしての焼きそばとは、一味も二味も違うのがこの「あぺたいと」である。混む
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