私はこのブログでホイールの理屈うんぬんについて色々書いていますが、 完組みホイールを設計からよく見ると「ホイールにとって理にかなっていて しかも手組みホイールでは不可能な工夫」というのがなされているものがあります。 そういうのを見るたびに「ああ、手組みじゃこれに勝てんわ」と思うわけですが、 ただ漫然と組まれた手組みホイールではなく、私なりに考えて考え抜いて 手組みホイールというものを見直して組めば、 「完組みホイールと比べて一長一短あるけど こっちの方がいい点もあるよ」という ホイールは組めると思っています。それが普段ここに書いているあれこれなんですが、 どうあがいてもライトウェイトには勝てません。 例えばライトウェイトのスタンダードG3チューブラーを例に考えます。 カタログ重量はフロント480g、リヤ614gです。 これと同じ剛性でより軽いホイール、またはこれと同じ重量でより剛性のあるホ