自転車－車道走行の危険性を検証する。国土交通省資料のウソ
今回は次の資料を検証してみる。 先に下のリンク先資料に目を通されてから本ブログを読まれるとよろしいかと思います。 国土交通省のホームページにある資料 第2回新たな自転車利用環境のあり方を考える懇談会 参考資料２ 「車道と歩道の安全性の比較 」 https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/bicycle_environ/2pdf/s2.pdf リンク切れの場合→https://web.archive.org/web/20170213001954/https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/bicycle_environ/2pdf/s2.pdf この資料では、圧倒的に車道の安全性が高いことが強調されている。 国土交通省という、これ以上ない信頼できる機関のサイトに載っている事から、他でもこれを流用、報道していてその影
150件の自転車死亡事故を分析する（１）
↑京都・新自転車計画 P24 http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/cmsfiles/contents/0000179/179704/keikaku.pdf 以前にも、この図を検証し疑義を呈してきたが、その中で私は、このタイプの事故は重篤な事故になりにくいのではないかと述べた。 それは、この図のような自転車事故（路地や駐車場から大通りへ出るクルマと自転車との事故）をニュースで見たことがないために思った事なのだが、根拠としては弱いため、今回はこれを検証してみたい。 検証方法は以下の通り。 現在、警察のホームページにおいて、交通安全に役立てようと、一定期間に発生した死亡事故の概要を公開している。 ４７都道府県のうち、事故概要を掲載している県警は岩手、新潟、長野、千葉、愛知、香川、徳島、それに東京（警視庁）である。 それぞれ掲載している事故の発生期間がバラバラで
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