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ブックマーク / mazmot.hatenablog.com (5)

  • 無敵の人になる方法 - はみ出し者の組織における役割 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    家庭教師を派遣する小さな会社に雇われて子どもに教え始めてからちょうど8年になる。初めての生徒をもったのが2013年の2月だった。いまでも印象に残っている。あの頃は、私もまるで素人で、生徒にずいぶん迷惑もかけた。私だけじゃない。会社もいまよりもずっといい加減だった。私自身が会社に不信感をもっていたし、会社の方も講師は使い捨てという態度だった。実際、2年ほどで最古参になれたぐらいに人の入れ替わりが激しかった。ロクなことではない。 この8年で私は大きく変わった。あの頃には夢想もしなかったオンライン授業までやってるんだから、わからないものだ。そして、会社も変わった。まだまだ「ちょっとどうなの?」的ななところは多いけれど、ずいぶんとまっとうになった。ブラックだった労働環境も、ホワイトとまでは言わないが、だいぶ明るい色になった。それを証拠に、ここ4、5年は講師陣の顔触れがほとんど変わらない。ポツポツと

    無敵の人になる方法 - はみ出し者の組織における役割 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
  • 「太陽光発電の拡大は民主党政権のせい」という事実誤認 - 時系列は正しく見よう - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    私はもう10年ぐらい前になるけれど、非正規雇用の専門職(という言い方がものすごく奇妙なのだけれど)として太陽光発電関係の公的な仕事にごくわずかだけかかわっていたので、いまでも太陽光発電に絡んだニュースには注目している。そして、ブックマークしたら、他の人のコメントもながめている。参考になるものもあれば、見当違いだなあと思うものもある。たとえば、今日も、そういうのがあった。このニュース mainichi.jp についた、このコメント 再考エネルギー:全国で公害化する太陽光発電 出現した黒い山、田んぼは埋まった | 毎日新聞 何度でも言う 菅民主党政権時に雑に制度設計し補助金→経済の弱い地方で利権化→その後自民党政権下で補助金率必死に下げる 2021/06/27 10:34 b.hatena.ne.jp なんかを見ると、「事実とちがうことを何度でも言われてもなあ」と思う。フィードインタリフの固定

    「太陽光発電の拡大は民主党政権のせい」という事実誤認 - 時系列は正しく見よう - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
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    MyPLB 2021/06/29
  • 価値観から逃れられないからこそ、いったんそこを保留にすることが重要になるという話 - 「良い」「悪い」で見えないもの - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    何の気なしに書いたブコメに星がいっぱいついて慌てることがある。いや、私の意見に何かを感じてくれた人が多いのは単純に嬉しい。一生懸命考えて書いたブコメだと、特に嬉しい。慌てるのは、何の気なしに書いたものが思わず伸びるときだ。詰めて書いてないから、曖昧になっている。曖昧なぶん、ときには真逆に受け取られることもある。これまでも何度かそういうことがあった。そして、昨日も。 問題のブックマークコメントは、これだ。 新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔) | 現代新書 | 講談社(1/5) 「良いこと」とか「悪いこと」という言い方が、そもそも歴史に向き合う態度じゃないと思う。 2021/06/27 10:49 b.hatena.ne.jp 元の記事は、「ナチスもよいことをした」と主張する人々に対して、「それはおかしいよ」と、を紹介しながら述べるものだ。私は基的に

    価値観から逃れられないからこそ、いったんそこを保留にすることが重要になるという話 - 「良い」「悪い」で見えないもの - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
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    MyPLB 2021/06/29
  • PCR検査を受けた話 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    ここ1週間ばかり、ちょっとした騒ぎがあった。発端は高校3年生になる息子の発熱である。 息子は、箱入りで育てたせいか無理のきかない性質があって、フル稼働運転を続けるとどこかでダウンして熱を出す。そういう人だとわかっているので、今回、熱を出したのも、結局はコロナ後に再開した学校のスケジュールが詰みすぎていたのが原因なのだろうと振り返って思う。だが、最初に発熱の報告を聞いたときは、不意をつかれてとまどった。私が仕事中、「しんどいけど、どうしたらいい?」と電話がかかってきたのだ。考えてみたら、そこからが奇妙なことだった。 息子は、大学入学関係の何かがあって(どういう趣旨で大学に招集されたのだかいまだによくわからない)、志望する学校に行っていた。少し遠い場所にある大学で、片道3時間ぐらいかかる(なので来年からはもう少し学校に近い私の実家に彼は拠点を移すのだろう)。遅くに帰るという話は聞いていたし、な

    PCR検査を受けた話 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
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    MyPLB 2021/01/01
  • 人に死ぬ時期を決める自由はない、という話 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

    半年ほど前から、老齢の父親の調子がよくない。それでもどうにか生きながらえて年を越すことができた。感謝すべきなのだろう。 だが、素直に喜べないのは、病床にあって父親が日々苦しんでいるのを知っているからだ。循環器系にガタがきていて、身体全体に酸素が足りない。高山で生活しているようなもんだから、とにかくしんどい。そのしんどさを耐え忍んでも、その先にそれが改善する見込みはほとんどない。よくて現状維持、わるければ、いつでも最期がくる。そういう状態でいる人を前に、それでも「生きていてよかったね」とは、素直に言えない。 父親は、決して命に未練があるタイプではない。むしろ、無意味な延命治療はしてくれるなと、これは元気なうちからずっと言い続けてきた。過去に何度か大病を生き延びてきているので、医療に対する信頼は厚い。治る病気なら、現代医学の力で必ず治るものだと信じている。そして、治らないのなら、ムダな抵抗はせ

    人に死ぬ時期を決める自由はない、という話 - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて
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    MyPLB 2019/01/02
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